2026年10月19日、国内の株式会社アシストは、AWS環境でOracle AI Databaseを利用する企業向けに、独自サポートサービス「アシスト クラウドマネージドサービス for Oracle AI Database@AWS」の提供を開始した。24時間365日の日本語対応と問い合わせ窓口の一元化により、障害発生時の迅速な問題解決と、データベースの安定運用を支援する。
24時間365日のサポートで障害対応を効率化
本サービスの特徴は、Oracle AI Database@AWSに関する障害や技術的な問い合わせを、アシストが一次窓口として受け付け、製品ごとの観点から問題を切り分ける点にある。利用企業が問題の原因に応じて問い合わせ先を判断する負担を軽減し、必要な対応や案内を受けられる仕組みだ。
問い合わせはWeb経由で受け付け、日本語で対応する。過去の問い合わせ履歴もWeb上で一元管理できるため、対応状況を確認しやすく、継続的な問題解決にもつなげられる。また、アシストの営業担当者やフィールドエンジニアと連携し、顧客の利用環境や過去の対応履歴を踏まえた回答を提供することで、解決までの時間短縮を図る。
さらに、「アシストAWSサポート」を併せて契約すれば、AWSに関する技術的な問い合わせにも対応できる。データベースとクラウド基盤の双方について支援を受けられるため、複数の窓口を使い分ける手間を抑えられる点も特徴である。
調達から運用まで一貫支援 導入企業の負担軽減へ
アシストはこれまで、AWS Marketplace CPPO(※)を通じた調達支援に加え、「Oracle AI Database@AWS導入支援サービス」によって、AWS環境でのデータベース活用を支援してきた。今回、運用段階を支えるサポートサービスが加わったことで、調達、導入、運用サポートまでを一貫して支援できる体制が整った。
企業にとっては、導入時の支援だけでなく、稼働後に発生する障害や技術的な課題にも同じ支援事業者を通じて対応できることが利点となる。特に、データベースとクラウド基盤のどちらに問題があるか判断しにくいケースでは、一次窓口での切り分けが初動の迅速化に寄与すると考えられる。24時間365日の受付体制は、業務システムを継続稼働させる企業にとっても運用上の選択肢となるだろう。
一方、実際の運用負担や問題解決までの時間がどの程度改善するかは、問い合わせ内容や契約範囲などにも左右される。サービスの導入効果を見極めるには、対応品質に加え、費用対効果や既存の運用体制との適合性も確認する必要がある。
今後は、調達から運用までの一貫支援が、Oracle AI Database@AWSの導入・活用を後押しするかが注目点となる。
※AWS Marketplace CPPO:AWS Marketplaceを通じ、パートナー企業が顧客向けに製品やサービスを提供する仕組みの一つ。