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    メタがAI部門で約600人削減を計画 FAIRなど研究チームが対象に

    2025年10月22日、米メタ・プラットフォームズが人工知能(AI)部門で約600人の人員を削減する計画であることが報じられた。
    ニュースサイトAxiosが伝えたもので、対象はAI研究やインフラ関連のチームを含むとされる。

    目次

    FAIRやAIインフラ部門に影響 TBDラボは対象外

    報道によると、削減の対象にはフェイスブック人工知能研究部門(FAIR※)や、製品開発に直結するAIおよびAIインフラ部門が含まれる。
    一方で、メタが生成AI領域の先端研究を担うために新設した「TBDラボ」は影響を受けないという。

    同社は影響を受ける従業員に対し、社内の他部署への応募を推奨しており、大多数が社内で再配置される見込みだ。
    なお、本件に関してメタはコメントを控えている。

    同社は近年、コスト削減と組織再構築を進めているため、今回の措置もその流れの一環とみられる。

    ※FAIR(Facebook AI Research):メタが2013年に設立した基礎AI研究組織。

    生成AIシフトの波紋、メタ再編が業界を動かすか

    メタによるAI部門の約600人削減は、研究開発リソースを重点領域に再集中させる戦略的再編とみられる。
    特に、同社が新設した「スーパーインテリジェンスラボ」などの重点領域に人材を集約することで、研究成果の商用化を迅速に進め、競争力を高められるだろう。
    効率的な研究体制の構築は、製品化スピードの向上や市場対応力の強化につながる点でメリットが大きいと考えられる。

    一方で、FAIRやインフラ部門の縮小は、基礎研究の停滞や人材流出を引き起こす懸念も残る。
    長期的な技術革新の土台が揺らぐ可能性もあるため、短期的成果への偏重がリスクとなり得る。

    今後は、TBDラボを中心に生成AI研究を深化させると同時に、FAIR的な基礎研究をいかに持続させるかが鍵を握りそうだ。
    メタが実用化と探求型研究のバランスをどう取るかが、AI産業全体の方向性を左右する転換点となるかもしれない。

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