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観光地の質問に即応 伊藤忠グループ、生成AIサービスを導入

PlusWeb3 編集部
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2025年9月12日、伊藤忠テクノソリューションズが観光地向けの問い合わせ対応に特化した生成AIサービスを、札幌市で開催される「さっぽろオータムフェスト」で導入することが明らかになった。
観光客の利便性向上と現場の人手不足解消を狙いとしている。

札幌の食イベントで観光AIを先行導入

伊藤忠テクノソリューションズは、観光地やイベント会場での問い合わせを自動化するAIチャットサービスを札幌観光協会に導入する。

利用者はPCやスマートフォンのブラウザから利用でき、さっぽろオータムフェストの公式Webサイトからアクセス、または会場の看板・ガイドブックに掲示されたQRコードを読み取ることでチャット画面が開く。
飲食店の店名や会場内の場所、販売メニュー、価格、イベントプログラムなどの質問にAIが即座に回答する仕組みである。

さらに、札幌観光協会の公式サイト「ようこそさっぽろ」とも連携し、来場者はイベント情報だけでなく周辺の観光スポットやグルメ、宿泊施設もリアルタイムで確認できる。

観光AIの普及が呼ぶ波紋 利便性と依存リスクの両面

観光地におけるAI導入は、現場の人手不足を補うと同時に、観光客に新たな利便性をもたらす可能性が高い。
時間帯や混雑状況にかかわらず均質な回答が得られる点は、訪日外国人や初めて来訪する観光客にとって大きな安心材料となるだろう。
さらに、利用データを分析することで地域の観光動線や人気スポットを把握でき、次の施策立案にも活用できると考えられる。

一方で、AIの回答に依存しすぎれば、誤情報や更新の遅れによる混乱を招くリスクも残る。
また、偶発的な発見や人との交流といった観光の魅力が減退する懸念もあると考えられる。

札幌での導入は全国展開の試金石となり、短期的には観光動線の最適化や混雑緩和に活用が広がるだろう。
中期的にはAIと人の役割分担が模索され、長期的には観光産業全体のデジタル化を加速させると考えられる。
ただし、効率と体験価値の両立が課題になっていくとみられる。

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 プレスリリース:https://www.ctc-g.co.jp/company/release/20250912-01961.html?utm_source=chatgpt.com

関連記事:観光庁、観光地の生成AI活用に向けた手引書を公開 導入事例とリスク管理を解説
https://plus-web3.com/250522__3073/

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