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富士通が最新AI技術を公開 認知症の兆候検知など幅広く応用へ

2025年7月16日、IT大手の富士通は、自社が開発した最先端のAI技術を紹介する説明会を開催した。
認知症の兆候検知や競技採点支援など、医療・スポーツ・産業分野での応用が進められており、AIの社会実装が本格化している。

目次

認知症検知から産業支援まで 富士通が多用途AIを公開

富士通は16日、技術説明会を行い、自社が開発した最新のAI技術を公開した。
資料をもとに自動でプレゼンテーションを行うAIエージェントや、国際情勢を考慮した最適なサプライチェーン(供給網)を導出するシミュレーションAIなど、ビジネス領域での応用技術が披露された。

さらに、人の動きを骨格レベルで解析するAI技術も発表された。
人間の目では捉えにくい微細な姿勢や動作のズレを検出し、スポーツや技能訓練の効率化に貢献する。
体操競技ではすでに国際大会の採点支援に導入されており、フィギュアスケートのトップアスリートによる技術強化にも活用されているという。

この骨格解析技術(※)は医療分野での実証も進んでおり、歩行パターンの変化をもとに、認知症の兆候を早期に捉えるための取り組みが行われている。
早期に治療を開始することで、症状の進行を抑える効果が期待されており、医療費の削減にも寄与する見込みだ。

 ※骨格解析技術:カメラやセンサーによって取得された人間の動作を、関節や骨格の座標として捉え、解析する技術。スポーツやリハビリ分野で活用が進んでいる。

富士通AIの社会実装に広がる可能性

富士通が公開した最新AI技術は、多様な分野に応用可能な汎用性を備えており、社会課題の解決に向けた大きなポテンシャルを秘めていると言える。

認知症の兆候検知に留まらず、プレゼン支援やサプライチェーン最適化、スポーツの採点やトレーニング精度向上など、幅広い分野での実用化が進むと思われる。

一方で、AIによる行動データの解析には、プライバシーや個人情報保護の観点から慎重な設計が必要となりそうだ。
特に医療応用では、解析精度に加え、倫理的な配慮やデータ管理体制の構築が不可欠であろう。

今後、富士通のAI技術を社会実装につなげるためには、行政や医療機関、産業界との連携が鍵になるだろう。
特に認知症検知は高齢化を背景に自治体での導入ニーズが高まる可能性があり、在宅医療との連携で地方医療の強化にも寄与できると考えられる。

教育や製造業でも、動作解析やプレゼン支援による効率化が期待される。
クラウド提供によって中小企業や自治体でも導入しやすくなれば、社会全体のデジタル化促進につながるだろう。

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