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世界初、3Dプリンタ製の駅舎が和歌山で始動 初島駅にて7月22日利用開始

2025年7月10日、JR西日本は、世界で初めて3Dプリンタで建設された鉄道駅舎の運用を7月22日に開始すると発表した。
設置場所は和歌山県有田市の無人駅・初島駅で、新設された駅舎は待合所として利用される。

目次

JR西日本、世界初の3Dプリンタ駅舎を初島駅に導入

JR西日本は、和歌山県有田市の初島駅(JR紀勢本線)に、3Dプリンタ技術を活用した新駅舎を建設し、7月22日より供用を開始する。
今回の取り組みは、同技術による駅舎建設として世界初の事例である。

完成した駅舎は面積9.9平方メートルの待合所で、2人掛けのベンチ、券売機、簡易ICカード改札機が設置された。
外壁には地元特産の「みかん」と「太刀魚」をモチーフとした装飾が施されており、地域との一体感も意識されている。

建設は、3Dプリンタ住宅を手がけるセレンディクス(兵庫県西宮市)との協業で進められた。
駅舎は熊本県水俣市の工場で製造された4つのパーツを現地に輸送し、クレーンで設置することで約2時間で組み上げられた。
うち約45分はトラックの入れ替え時間であったため、実質的な組み立て作業は1時間15分にとどまった。

低コスト・短工期の新技術 無人駅や地方再生に活路か

今回の事例は、建設業界の人手不足やコスト高騰といった課題に対する具体的な解決策となる可能性が高い。
3Dプリンタによる建設は、資材のムダが少なく、短期間での施工が可能なため、地方の無人駅や簡易施設への応用が期待される。

とくに駅舎のような小規模インフラは、従来の建築手法では費用対効果が合わないケースも多かったが、今回のように現地設置まで含めて2時間で完了するなら、更新や新設のハードルが大幅に下がると考えられる。

一方で、耐久性や長期的な安全性の検証は今後の課題であり、全国展開には慎重な検証と基準整備が求められるだろう。

3Dプリンタ建築がインフラ分野に本格導入されれば、地方創生や災害復旧のスピードアップにも貢献するだろう。
鉄道会社に限らず、行政や民間の施設整備にも波及していくことが予想される。

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