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    ファッション特化のAIショッピング「Daydream」公開 対話型エージェントで検索不要に

    2025年6月25日、米スタートアップのデイドリーム社は、ファッション領域に特化したチャット型AIショッピングエージェント「Daydream」のベータ版を公開した。
    複数LLM活用で対話型ショッピングを実現する。

    目次

    チャットで理想の服を探せる新AIが登場

    デイドリーム社が開発した「Daydream」は、ユーザーとチャットで対話しながら、約200万点のファッション商品から最適な提案を行う新しい買い物体験を提供する。
    従来のフィルターやキーワード検索を排し、自然言語による対話で「好きなスタイル」や「気分」に基づいた商品を提示できるのが特長だ。

    このAIは、ChatGPTやGeminiといった複数の大規模言語モデルを組み合わせて構築されており、会話を重ねることでユーザーの好みを学習する。
    さらに、スクリーンショットや写真をアップロードすることで、ビジュアルからスタイルの“ニュアンス”も読み取ることが可能だ。

    Daydreamの提案する商品は、提携する200社超・8000以上のブランドから選ばれており、「ユニクロ」や「NIKE(ナイキ)」「Mytheresa(マイテレサ)」「NET-A-PORTER(ネッタポルテ)」などがローンチパートナーとして名を連ねる。
    ユーザーは購入手続きをするために、各ブランドのECサイトへと移動し、デイドリーム社は成約時の手数料を収益源としている。

    個人に最適化された購買体験 検索不要の時代へ

    デイドリーム社の共同設立者であり、「THE YES」や「Stitch Fix」などでEコマースの要職を歴任したジュリー・ボーンスタイン氏は、「現在のオンラインショッピングは情報量が多すぎて時間がかかり、個人の好みの細かなニュアンスを理解できない」と語る。
    この課題に対し、対話型のAIエージェントが新たな解を示すと考えられる。

    同社はすでに5000万ドルの資金調達を実施しており、操作の簡便さによって購買ハードルを下げる効果も期待される。
    もっとも、こうした利便性を裏づけるには、AIによる精緻な理解力と、ユーザーとの信頼構築が不可欠だろう。

    一方で、AIによる提案がユーザーの嗜好を正確に把握できなければ、かえって購買意欲を損なう結果となりかねない。
    特にファッションは個人の価値観が色濃く反映される分野であり、わずかなズレが体験全体の満足度に直結するだろう。

    また、対話型という形式は、すべてのユーザーにとって直感的とは限らない。検索型に慣れたユーザーにとっては、選択の自由度が低く感じられる可能性もある。

    Daydreamのような対話型UXはeコマースの新標準となる可能性を秘めているが、プライバシー保護やAI倫理への配慮を前提とした信頼構築が不可欠になってくるだろう。

    「Daydream」公式サイト:https://daydream.ing/welcome

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