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大分・別府市、スポーツ施設にAIカメラ導入 無人配信で市民の観戦体験が変わる

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2025年6月10日、大分県別府市は、NTT西日本大分支店および株式会社NTTSportictと包括連携協定を締結し、市内3か所のスポーツ施設にAIカメラを本格導入する方針を発表した。
無人撮影による映像を専用サイトで配信し、市民サービスや地域活性化を図る。

目次

無人撮影と配信で地域スポーツの観戦環境を刷新

別府市が導入を決めたAIカメラは、NTTグループが提供するスポーツ向け自動撮影システム。
対象施設は、実相寺サッカー競技場、別府市民球場、べっぷアリーナの3か所で、サッカーや野球など複数の競技に対応する。
撮影から編集、配信までをすべて自動で行う仕組みで、7月から本格稼働が予定されている。

この取り組みは、地域に根ざしたスポーツDX(※)の一環として位置づけられている。
映像は専用の配信サイトを通じて公開され、保護者や家族が自宅にいながらにして子どもや孫の試合や練習風景を視聴できるようになる。

昨年10月から実施された実証実験では、別府市民球場と実相寺サッカー競技場で試合の一部をAIカメラを使い、無人の自動ライブとアーカイブ配信を実施。
活用を希望する声が利用者の8割に達するなど、ニーズの高さが明らかになった。
アンケートの中には「現地に行けなかったので、リアルタイムに応援が出来て感動した」といった声があった。

別府市の長野恭紘市長は「まさに時代はDX、これからのトランスフォーメーションがとても楽しみ」と期待を込めた。

※スポーツDX:デジタルトランスフォーメーション(DX)をスポーツ分野に応用し、観戦、育成、運営などの在り方を革新する取り組み。近年はAIやIoTを活用したデータ解析や映像配信が進む。

観戦スタイルの多様化が地域経済にも波及か

AIカメラの導入によって、市民の観戦体験は大きく変わるだろう。
アンケート調査の通り、仕事や育児で会場に足を運べない家庭でも試合を見守れるほか、高齢者や遠方の家族も映像でつながれるメリットがある。

加えて、映像の蓄積により、選手やチームの育成支援にもつながるだろう。
コーチ陣が過去の試合を分析できる環境が整い、指導の質向上が見込まれる。
また、市外のトップ選手や団体に向けた情報発信の強化にもなり、別府市をスポーツ観光の拠点としてアピールする要素にもなり得る。

一方で、配信プラットフォームの運用コストやプライバシー保護などの課題も残るだろう。
個人の映像がインターネットで公開されることに対する懸念に対し、適切な同意取得や限定公開の仕組みが課題となる。
今後は、利用者と自治体、運営事業者との間で透明性の高い運用体制の構築が鍵を握るとみられる。

今後、AIカメラによる無人配信は地方自治体におけるスポーツDXの代表的モデルとなる可能性が高い。
特に高齢化社会が進む中、移動を必要としない観戦手段の整備は、地域福祉との親和性も高く、今後の導入拡大につながる布石になるだろう。

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