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マツダ、東京・麻布台にソフト開発拠点 SDV開発加速と人材確保を狙う

2025年7月9日、マツダは東京都港区の麻布台ヒルズに新たな研究開発拠点「マツダR&Dセンター東京」を開設し、報道陣に公開した。
次世代車「SDV(ソフトウエア・デファインド・ビークル)」の開発加速とIT人材の獲得を目的とする拠点でトヨタ自動車との連携強化にも布石を打つ。

目次

SDV開発の中核拠点を東京・麻布台に新設

マツダは自動運転技術や先進運転支援システムの開発を担う「マツダR&Dセンター東京」を麻布台ヒルズに設立した。従来の本社機能が集中していた広島から距離を置き、東京という地の利を活かして首都圏のIT人材との接点を強化する。

開設の背景には自動車産業における「SDV」の重要性がある。
SDVは車両機能の多くをソフトウェアによって制御・更新する新たな車づくりの形であり、AIやクラウドと連携した継続的な性能向上が求められる。
特に都市部ではそうした先端分野の人材が豊富であり、開発競争で優位に立つには東京での活動が不可欠と判断したとみられる。

またマツダは今回の拠点開設に合わせ、東京本社を千代田区霞が関から麻布台ヒルズへ移転。販売・マーケティング機能も含め東京における事業体制を一層強化する構えだ。
今後は人材採用も東京に集約し、即戦力となるエンジニアの獲得を加速させる見込みだ。

新拠点のもう一つの狙いは、資本業務提携先であるトヨタ自動車との開発連携にある。
トヨタは東京にSDV開発子会社を構え、AIやソフト領域の高度人材を集結させる拠点としている。マツダの今田道宏執行役員は会見で、外部企業との協業に意欲を見せている。

トヨタとの連携加速、都心拠点が生むシナジーと課題

東京への拠点移転は、トヨタとの物理的距離を縮めると同時に、企業間連携のスピードと柔軟性を高める可能性がある。
特にSDV開発では、通信インフラや都市交通との連動が求められるため、都市部は実証・検証に適した環境であると言える。

一方で、地方に根ざしたマツダの開発体制との分断も懸念される。広島本社との距離感は、情報伝達や組織運営において課題となりうる。
中長期的には、地方拠点とのシームレスな連携を維持しつつ、東京での開発成果を全社的に還元できる体制づくりが求められるだろう。

SDVシフトが加速する中、マツダの麻布台拠点は単なる開発拠点にとどまらず、企業変革の象徴としての役割も担うことになりそうだ。

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