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ZOZO、対話型AIをLINEで提供 言語化が困難な好みを会話で解決へ

PlusWeb3 編集部
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ファッションEC大手ZOZOは、対話型AIによるコーデ提案サービス「ZOZOの似合うコーデAI ラボくん」をLINE上で開始した。日常的なチャットを起点に、好みの具体化と購買行動までの流れを接続する。

対話で好みを可視化する新AI

2026年4月27日に発表され、同日より提供開始された「ZOZOの似合うコーデAI ラボくん」は、ユーザーとの対話を通じて最適なコーディネートを提案するLINE公式アカウントである。

本サービスの背景には、ファッション領域において「検索しても求める情報にたどり着きにくい課題」の存在があるという。
「ZOZOの似合うコーデAI ラボくん」では、「ユーザーの言語化しにくいファッションの好みやニーズ」が「ラボくん」との会話によって具体化され、ユーザーの嗜好や利用シーンに応じたコーディネートが提案される。

具体的には、WEARに蓄積されたコーディネート画像の中から、好みやニーズに応じたコーディネートが提案される。
また、似合うラボで得たプロのスタイリング知見やデータを取り込んだ「ラボくん」が、診断の結果に基づくおすすめ理由をファッションスタイリストのように詳しく解説するという。
さらに、提案されたコーデに含まれるアイテムや類似商品はZOZOTOWN上で購入できる。

登録・診断・相談はLINE上で行うことができ、基本情報登録と好みのファッションジャンル診断を経て、チャット形式でコーデ相談が可能となる。

ZOZOは今後、現時点では未反映の「体型の悩み」「味付け」「与えたい印象」などに関するデータも取り込み、より細やかに対応するコーディネート提案の実現を目指していくとしている。

対話型ECの進化と課題

本サービスは、検索中心だったEC体験を対話中心へと拡張する可能性を持つ。特にファッションは感覚的要素が強いため、会話を通じたニーズ整理はユーザー体験の向上に直結しやすいだろう。
LINEという既存インフラを活用することで、利用ハードルを抑えつつ接点を日常に組み込める点も大きな利点と言える。

一方で、過度な自動化により「自分で選ぶ楽しさ」が低下することはリスクになり得る。
また、提案精度はデータの網羅性と質に依存すると考えられるため、現時点では期待値との乖離が生じるリスクも否定できない。
とはいえ今後は、LINEヤフーとの連携を背景に、「似合うコーデAI ラボくん」がAIエージェント(※)として購買前後の体験全体を担う存在へと進化する可能性もある。
ファッションECは「商品検索」から「意思決定支援」へと軸足を移していくかもしれない。

※AIエージェント:ユーザーの目的達成のために、自律的に情報収集や提案、意思決定支援を行うAIシステム。

ZOZO プレスリリース

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