モブキャストHDがソラナ追加取得を発表 5,000万円分を5日間で購入

2026年2月4日、東証グロース上場のモブキャストホールディングスが、暗号資産ソラナ(SOL)の追加取得を発表した。
モブキャストHDのSOL総保有量が約1.68万枚に
モブキャストホールディングスは2月4日、新たに5,000万円分のソラナを取得したと公表した。今回の取得は、1月21日、26日、27日、30日、2月2日に分けて実施されたものである。
これにより、2025年10月24日から2月2日までに取得したSOLの累計は16,811.39346286SOLとなり、取得総額は約4億円に達した。平均取得単価は23,793円とされている。
同社によれば、この数量にはバリデータ運用やステーキングによって得られたSOLは含まれていないという。あくまでも市場から取得した保有分のみの開示であるようだ。
モブキャストHDは昨年11月、Dawn Labsとの提携を通じてソラナのバリデータ事業へ正式参入したことを発表している。
自社保有分の運用にとどまらず、外部のユーザーや企業から預かったSOLを運用し、その成果に応じた報酬を得るモデルを構築する方針だ。
将来的には50万SOL規模の運用を視野に入れ、ソラナエコシステムへの貢献と新たな収益基盤の確立を目指すとしている。
また同月、モブキャストHDはソラナ財団が運営する「Solana Foundation Delegation Program(SFDP※1)」に正式採択されている。
さらに、LST(リキッドステーキングトークン※2)の活用検討を開始するなど、DAT(デジタルアセットトレジャリー)事業の高度化・収益基盤の拡張を進めている。
※1 SFDP:ソラナ財団が有望なバリデータに委任を行い、ネットワークの分散性と安全性を高める制度。
※2 LST(リキッドステーキングトークン):ステーキング中の資産を流動化し、DeFiなどで再利用可能にする仕組み。
DAT戦略の加速が示す成長余地と潜在リスク
今回の追加取得は、モブキャストHDが進めるDAT(デジタルアセットトレジャリー)戦略を前進させる動きと評価できる。
「Solana Foundation Delegation Program(SFDP)」へ採択されたことも、同社の技術的信頼性を裏付ける要素となるだろう。バリデータ事業を通じた安定的な収益創出が期待される。
一方で、暗号資産を中核に据える戦略には価格変動リスクが常につきまとう。SOLは成長性の高い資産である反面、市況の悪化時には評価額が大きく毀損する可能性がある。
また、バリデータ運用にはシステム障害やスラッシング(※3)といった技術的リスクが存在することにも注意が必要だろう。
今後は、いかに資本効率を高めつつ、適切なリスク管理を行えるかが焦点となりそうだ。
暗号資産を「保有する企業」から「運用で価値を生む企業」へと転換できるかどうかが、同社の中長期的な評価を左右すると言える。
※3 スラッシング:不正行為や障害発生時に、ステーキング資産の一部が没収される仕組み。
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