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    ソフトバンクG、新型Pepper投入 AIエージェントで現場業務が自律化へ

    2026年2月2日、ソフトバンクロボティクス(日本)は人型ロボット「Pepper」にAI機能を搭載した新モデル「Pepper+」の提供開始を発表した。量産型ヒューマノイドとしてギネス認定も受け、小売やオフィスでの実務活用が本格化する。

    目次

    Pepper+発表、AIで業務領域拡張

    ソフトバンクロボティクスは、誕生から11年を迎えたPepperが世界初の量産型ヒューマノイドとしてギネス世界記録に正式認定されたと公表した。同時に、最新AIと映像分析を統合した新モデル「Pepper+」の提供を開始し、従来の案内中心の役割から業務支援へと機能を拡張した。

    Pepper+はAIエージェント(※)を実装し、人物の特徴や会話内容をもとに商品提案や案内を行う。小売向けにはプロの実演販売士のコミュニケーション術を再現した接客アプリを展開し、集客から販促までを一体で担う設計とした。

    さらに、顔認証とスマートキーを組み合わせた入退室管理、観光向けの画像生成、会話内容から歌やダンスを生成するエンタメ機能などを搭載。飲食店舗やオフィスでの先行導入も始まっている。

    ※AIエージェント:利用者や環境の情報を認識し、自律的に判断・行動するAI。対話、分析、提案などを人の代わりに実行する仕組み。

    導入効果と課題、普及の分岐点

    Pepper+の登場は、ロボットが「接客の補助」から「業務の担い手」へ移行する流れを加速させる可能性がある。人手不足が続く小売や観光、オフィス分野では、標準化された接客や案内を安定して提供できる点が利点になるとみられる。データが蓄積されることで、顧客理解や販促精度の向上につながる可能性もある。

    一方で、導入コストや現場オペレーションとの整合性は、実運用の中で課題となる可能性がある。AIの判断に依存し過ぎれば接客の画一化を招く懸念があり、顔認証など個人データの扱いについても社会的な配慮が求められる。

    今後は医療、介護、公共施設などへ活用領域が広がり、人と協働する常設型ロボットの市場が形成されていく可能性がある。AIエージェントを搭載したロボットが現場の一員として定着するかどうかは、実運用での成果や社会受容の進展に左右されると考えられる。

    ニュースリリース

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