NTT西日本、「LINKSPARK OSAKA」をリニューアル 関西DXの中核拠点へ

NTT西日本は、大阪市内のDX推進拠点「LINKSPARK OSAKA」のリニューアルオープンを告知した。
2019年開設以来の実績を踏まえ、専門人材と展示機能を拡充し、企業や自治体のDXを一気通貫で支援する体制を強化する。
LINKSPARK OSAKAを2月3日に刷新、実績と機能を拡充
2026年2月3日、NTT西日本は、大阪市都島区のNTT WEST i-CAMPUS PRISM内に「LINKSPARK OSAKA」をリニューアルオープンすることを発表した。
LINKSPARKは2019年の開設以降、企業や自治体のDX推進拠点として運用されてきた経緯を持つ。
これまでの実績として、施設利用は累計1000件超、創出されたDXプロジェクトは3000件以上にのぼり、ビジネス創出額は300億円を超える。
今回のリニューアルでは、「次のあたりまえをカタチにするDX推進拠点」をコンセプトに掲げ、AI、データ分析、クラウド、専門人材を常駐させ、セキュリティなど多様な専門家が参画する体制を整えた。
あわせて、研究技術から実装可能な技術までを体感できる展示を拡充し、IOWNや生成AIを含む技術デモを通じて、課題想起から構想、PoC、実装・定着までを一体で支援する拠点として再構成している。
NTT西日本は今後、LINKSPARKを通じて顧客のDX推進を加速させることで、2030年までに通算プロジェクト創出数1万件、ビジネス創出額1000億円の達成を目標に掲げている。
また、LINKSPARK OSAKAは今後、NTT西日本本社が所在する京橋エリアへ移転する予定で、ヒガシエリアにおけるイノベーション拠点形成を進めるとしている。
これにより、大阪・関西エリア全体の発展への貢献を目指すとしている。
一気通貫支援の効果と、持続運営への課題
LINKSPARK OSAKAの刷新は、構想段階にとどまりがちなDXを実装まで導く点で、企業や自治体にとって実務面の利点が大きいと考えられる。
専門人材が集約され、技術展示とワークショップを組み合わせることで、DXの具体像を描きやすくなる効果が見込まれる。
また、共創拠点との連携を通じたパートナー探索や技術実装は、地域課題解決や新規事業創出の加速につながる可能性がある。
NTT西日本が掲げる2030年までの累計1万件のプロジェクト創出、1000億円規模のビジネス創出という目標も、こうした仕組みを前提に設定されたものと言える。
一方で、DX支援の高度化には専門人材の継続確保や運営コストが伴うと考えられる。
生成AI活用においては、セキュリティやデータ管理への対応も欠かせない。拠点の価値を維持するためには、成果の可視化と再現性の確保が今後の課題となりそうだ。
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