KLabが2億円規模でビットコインとゴールドを追加購入 AI判断で進む財務戦略の転換

KLab株式会社はビットコインとゴールドの追加購入を実施した。取得総額は約2億円規模となり、暗号資産と実物資産を組み合わせた運用方針が改めて示された。
KLab、ビットコイン9.65BTCとゴールド2,955口を取得
2026年2月2日、KLabは2026年1月28日から30日にかけて、ビットコイン9.65BTCとゴールド2,955口を取得したことを発表した。
購入総額はビットコインが約1億2800万円、ゴールドが約7570万円となり、合計で約2億円規模の追加投資となる。
今回の取得後、同社の総保有量はビットコイン22.45828BTC、ゴールド8,185口に拡大した。
時価評価では、ビットコインは取得価格を下回り評価損の状態にある一方、ゴールドは評価益を確保している。
資産構成比はビットコイン57.95%、ゴールド42.05%を占めた。
同社は購入判断の背景として、特定のアナリストに依存せず、AIを活用して世界中の市場見解を収集・分析する体制を構築していると説明する。
分析結果は「KLab with AI BTCレポート」「同GOLDレポート」として一般公開されている。
価格変動資産を併用する企業財務、その合理性とリスク
ビットコインとゴールドを同時に保有する戦略は、リスク分散の観点で一定の合理性を持つと考えられる。
価格変動が大きい暗号資産と、比較的安定した金を組み合わせることで、資産全体の変動幅を抑える効果が期待できる。
一方で、短期的な評価損益が財務数値に与える影響は無視できない。
特にビットコインは市況変化が急激であり、株主や投資家の理解をどこまで得られるかが課題になる可能性がある。
それでも、AIを活用した意思決定プロセスを開示している点は、企業の説明責任を補強する材料となるだろう。
今後、同様の手法を採用する上場企業が増えれば、財務戦略におけるデジタル資産の位置付けは、より現実的なものへと変化していくと考えられる。
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