ZOZOマッチ、プロフィール刷新 全身写真任意化で出会いの設計を再構築

2026年2月2日、日本のZOZOはマッチングアプリ「ZOZOマッチ」のプロフィール仕様を変更したと発表した。全身写真の任意化や新項目の追加により、ファッションを起点としたマッチング体験の拡張を図る。
プロフィール刷新、表現設計を再定義
今回の変更では、これまで必須だった全身写真の登録を任意とし、ユーザーが選択できる写真表現の自由度を高めた。あわせて、好きなコーディネートやよく着るブランドを紹介できる項目を新設し、ファッションを通じた個性や生活感を伝えやすい構成へと進化している。
ZOZOマッチは、登録時に選択したコーディネートや嗜好情報をもとに、独自AIが「好みの雰囲気」の相手を提示する仕組みを採用する。全身写真による診断に代わり、近いテイストのコーディネートを選択する形式へ移行し、利用の心理的ハードルを下げた。
また、2025年12月にはスワイプ式の「いいね」機能を導入しており、今回のプロフィール刷新とあわせて操作性と表現力の両面が強化された。これにより、直感的に相手を探しながら自己表現を深められる構造が整ったと言える。
ファッション起点の出会いの可能性
ファッション情報を軸にしたマッチングは、単なる外見評価にとどまらず、価値観やライフスタイルの近さを共有しやすい利点となり得る。ブランドやコーディネートの一致は会話の入口になりやすいと考えられ、関係構築の初期段階を後押しする可能性がある。
一方で、AI診断(※)に基づく推薦はアルゴリズムの設計やデータの偏りに影響される可能性がある。ファッションの類似性が必ずしも相性の良さに直結するとは限らず、実際のコミュニケーションとの間にギャップが生じるリスクも考えられる。
今後は、自己表現の幅を広げながら推薦精度をどこまで高められるかが重要な論点の一つになる。偶発性と再現性のバランスをどう設計するかによって、ファッション起点の出会いが新たな主流となるかが左右されると考えられる。
※AI診断:ユーザーが選択したコーディネートや嗜好データをもとに、アルゴリズムが雰囲気や相性を推定し相手候補を提示する仕組み。画像認識や推薦技術が組み合わされている。
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