『コブラ』の象徴的武器サイコガンが現実に Cerevoが1/1サイズ製品化を始動

株式会社Cerevoは、SF漫画『コブラ』に登場する武器「サイコガン」を実物大で再現する製品化プロジェクトを明らかにした。
原作デザインの忠実な再現を重視し、発売は2026年冬を予定している。
Cerevoがサイコガン1/1サイズ製品化を正式発表
2026年2月3日、Cerevoは寺沢武一氏原作のSF漫画『コブラ(COBRA THE SPACE PIRATE)』に登場する武器「サイコガン」を、1/1スケールで製品化するプロジェクトを開始すると発表した。
本プロジェクトでは、原作のデザインを忠実に再現するだけでなく、同社のハードウェア技術を活用し、ファンが作品世界を体感できる完成度を目指す。
『コブラ』は1978年連載開始以降、アニメ化や映画化もされており、世界的な人気を誇るSF作品である。
作中でサイコガンは、思念で制御される特殊な武器として描かれ、作品を象徴する存在として知られている。
プロジェクトの始動を記念し、2026年2月8日に幕張メッセで開催されるワンダーフェスティバル2026[冬]では、限定ノベルティ配布を行う予定だ。
会場のCerevoブースで条件を満たした来場者が対象となるほか、公式Xを活用したキャンペーンも実施される。
Cerevoはこれまで「LiveShellシリーズ」や「FlexTally」、アニメ『攻殻機動隊 S.A.C.』の多脚戦車タチコマ1/8モデルなどを開発し、85以上の国と地域で販売してきた実績を持つ。
自社製品開発の知見を活かし、受託・共同開発にも注力することで、新たなプロダクト創出とテクノロジーによる生活向上を推進している。
ファン向け製品の枠を超える可能性と課題
今回のサイコガン製品化は、単なるキャラクターグッズにとどまらず、体験型プロダクトとしての価値を示している。
実物大で再現されることにより、作品世界への没入感が高まり、ファンの所有欲を刺激する点は大きな魅力と言える。
Cerevoにとっては、自社技術をエンターテインメント分野で可視化できる点も見逃せないだろう。
実在しない武器を現実のハードウェアとして成立させる過程は、受託開発や共同開発における技術力のアピールにつながる可能性がある。
一方で、購入層はコアファンに集中することが予想できる。
また、サイズや価格帯次第では購入のハードルが高くなり、量産型商品としての広がりに制約が生じるおそれもある。
展示やイベント活用を含めた複合的な展開が求められそうだ。
今後、こうしたIP連動型ハードウェアが増えれば、ファンビジネスとものづくりの関係性はさらに深化するとみられる。
権利管理や品質への期待値も高まるため、継続的な信頼構築が重要なテーマになっていくだろう。
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