ERPC、フランクフルトリージョンで完売が続くSolana向けベアメタルサーバー4構成を再入荷

ELSOUL LABO B.V.およびValidators DAOが運営するERPCは、フランクフルト(FRA)リージョンにおいて完売を繰り返してきたSolanaアプリケーション向けベアメタルサーバー4構成を再入荷したと発表した。
対象はCPUや設置データセンター条件が異なる計4構成で、供給はいずれも限定的とされている。
ERPC、FRAでSolana向けベアメタル4構成を再入荷
2026年1月31日、ERPCは、フランクフルトリージョンで提供しているSolanaアプリケーション向けベアメタルサーバーについて、合計4構成を再入荷したと発表した。
対象となる構成は、Ryzen 9 7950Xを用いたスタンダードデータセンター構成、Ryzen 9 9950Xのスタンダードおよびプレミアムデータセンター構成、さらにRyzen 5 9600Xのプレミアムデータセンター構成である。
これらの構成はいずれも過去に完売を繰り返しており、同一条件での継続供給を前提としたものではない。
設置されるデータセンターの条件が構成ごとに異なり、同一CPUであってもネットワーク近接性や配置条件に差がある。
ERPCによると、ラック容量や電力供給、回線品質などの制約から供給量は限定的であり、一部構成については今回をもって新たな在庫追加が行われない見込みとしている。
なお、2026年1月中に開始されたサブスクリプション契約については、オープンセール価格が今後も維持される。
供給制約下で浮き彫りになる配置条件の重要性
今回の再入荷は、Solana運用においてハードウェア性能だけでなく配置条件が重視されている現状を改めて示す動きと考えられる。
Solanaは短い周期でリーダーが切り替わり、ブロック生成やShreds受信(※)が連続するため、平均的な処理性能よりも遅延の安定性が結果に影響しやすい。
フランクフルトはSolanaネットワーク内でもステーク集積が大きいリージョンであり、同一地域内でもデータセンターごとの条件差が運用結果に影響する可能性がある。
一方で、こうした条件を満たすベアメタル環境は恒常的に確保できるものではなく、完売と断続的な再入荷を繰り返す構造が続くとみられる。
利用者にとっては選択肢が一時的に広がる一方、調達のタイミングや条件比較の難易度が高まる点が課題となるだろう。
今後も供給の不確実性を前提とした運用判断が求められると言える。
※Shreds受信:Solanaにおいてブロックデータを分割した単位で配信・受信する仕組み。高速な同期と低遅延な追従を実現するため、ネットワーク条件が性能に影響する。
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