ウェザーニュース、生成AI「お天気エージェント」無料開放 行動判断を支援

気象情報サービス「ウェザーニュース」は、生成AIを活用した対話型機能「お天気エージェント」を全ユーザーに無料開放した。
これまで有料会員向けだった高度な気象相談機能が一般利用者にも提供され、天気予報が行動判断を支援する実用ツールへと進化する。
対話型AI「お天気エージェント」を全ユーザーに無料提供
2026年1月28日、ウェザーニュースを運営するウェザーニューズは、生成AIと高精度気象データを統合した「お天気エージェント」を、無料ユーザーを含む全利用者に開放することを発表した。
本サービスは、1kmメッシュの詳細な予報データと対話型AIを組み合わせ、従来の数値確認型予報から、行動提案型のサービスだ。
この機能は、2025年1月に有料会員向けとして先行提供されてきた。
今回の無料化は「天気についてより気軽に相談したい」という一般ユーザーの課題に応える狙いがある。質問形式で相談すると、洗濯や外出、子ども連れの移動など具体的な行動に即した回答を提示する。
さらに、全国から投稿されるウェザーリポートをAIが要約し、現地の体感情報を補完する点も特徴だ。
数値データだけでは捉えにくい路面状況や体感の変化を把握することが可能になる。
天気予報は「確認」から「判断支援」へ 利便性向上と依存リスク
今回の無料開放により、天気予報は単なる情報提供から、意思決定を補助するインフラへと役割を広げる可能性がある。
気象データを理解する負担が軽減され、誰でも合理的な判断がしやすくなる点は大きなメリットと言える。
一方で、AI提案への過度な依存には注意が必要だろう。
気象条件は不確実性を伴い、最終判断は利用者自身に委ねられるべきだと考えられる。
AIの助言を参考情報として位置付ける姿勢が求められるだろう。
ウェザーニューズは今後、より個別化された提案機能の強化を予定している。
天気×生成AIの組み合わせは、生活支援型AIの実用モデルの一例と言えるだろう。
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