Google One、新プラン「Google AI Plus」投入 月額1200円でGemini 3 Pro利用可能に

米Googleが、個人向けの新たなAI料金プラン「Google AI Plus」を発表した。
月額1,200円で最新の生成AI「Gemini」を含む複数のAI機能を利用でき、日本を含む35の国と地域で提供される。
Google、最新Geminiを月額1200円で提供開始
2026年1月27日(現地時間)、米Googleはクラウドサービス「Google One」において、新プラン「Google AI Plus」を正式に提供開始したと発表した。
同プランは月額1,200円で、Geminiアプリ上から最新モデルのGemini 3 Proや軽量版のNano Banana Proを利用できる点が最大の特徴である。
さらに、「Flow」のAI映像制作ツールや、調査・ライティングを補助する「NotebookLM」の調査・ライティング支援も含まれる。
加えて200GBのクラウドストレージが付帯し、最大5人の家族と特典を共有できる仕様だ。
一方で、AIクレジットのチャージ機能や、Google検索でのDeep Search(※)、Google Home PremiumやGoogle Cloudクレジットなどは対象外となっており、明確な機能差別化が行われている。
なお、新規加入者は最初の2カ月間、50%オフの600円で利用できる。
また、Google One Premium 2TBプラン(月額2,900円)の既存加入者は、数日以内に追加料金なしでGoogle AI Plusの特典を利用可能になる。
※ Deep Search:生成AIを活用して検索結果を多角的に分析・要約する高度検索機能。上位プラン向けに提供されている。
低価格化がもたらす波及効果と機能制約の行方
「Google AI Plus」の最大のメリットは、生成AI導入の心理的・金銭的ハードルを大きく下げた点だろう。
月額1,200円という価格帯は、個人事業主や中小企業にとって現実的な価格であり、調査、資料作成、簡易なコンテンツ制作を日常業務に組み込みやすくなる可能性が高い。
AIが「試験的なツール」から「日常的な業務基盤」へ移行する契機になると考えられる。
一方で、機能制限は明確なデメリットだと言える。
高度な検索連携や大規模推論、業務システムとの本格的な統合を求めるユーザーにとっては、上位のProやUltraプランが事実上の前提となるはずだ。
低価格プランは万能ではないため、用途の見極めが重要になるだろう。
生成AI市場では、OpenAIも広告付きの低価格有料プラン「ChatGPT Go」を開始しており、主要各社が価格引き下げを通じてユーザー層の拡大を意識した動きを見せている。
今後は、価格だけでなく、エコシステム全体でどれだけ業務価値を提供できるかが競争軸となるだろう。
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