USJ、ポケモンと共同で新プロジェクト発表 日本発グローバル展開へ

2026年1月22日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、株式会社ポケモンと共同で、「これまでにないポケモン体験」を創出する新プロジェクトを本格始動すると発表した。
日本での導入を皮切りに、海外のユニバーサル・スタジオへの展開も視野に入れる。
USJ、ポケモンの新プロジェクトを始動
今回発表された新プロジェクトは、より没入感と双方向性を重視した「かつてないほどインタラクティブなポケモン体験」を創造する取り組みである。
USJは2021年以降、ポケモンとの協業を通じてリアルイベントを展開してきたが、今回はその延長線上に位置付けられる中長期的なプロジェクトとなる。
本プロジェクトは、日本でのデビュー後、ユニバーサル・ディスティネーション&エクスペリエンスが展開するグローバル拠点への波及も計画されている点が特徴だ。
USJを起点に、ポケモンIPを活用した体験型コンテンツを世界水準で横展開する構想が示された形となる。
発表時には、ユニバーサル側およびポケモン側の経営トップがコメントを発表しており、いずれも長期的パートナーシップの深化と、既存のテーマパーク体験を超える価値創出への意欲を強調した。
具体的なアトラクション内容や開業時期については、今後あらためて公表される予定である。
日本発IP戦略の加速 海外展開と差別化が鍵
この本プロジェクトの意義は、単なる人気キャラクター導入にとどまらず、日本発IPを軸としたグローバル戦略にあると考えられる。
すでにUSJは「スーパー・ニンテンドー・ワールド」で成功事例を築いており、ポケモンも同様に、ゲームを元にした体験型エンターテインメントとして世界市場での競争力を高める可能性がある。
一方で、期待と同時にリスクも存在する。ポケモンは世界的に認知度が高いがゆえに、体験内容の完成度や革新性が不十分であれば、既存ファンの期待を下回る恐れがある。
また、海外展開においては文化差や来場者動線の違いを踏まえたローカライズ設計も不可欠となるだろう。
それでも、USJが日本発でプロジェクトを始動し、グローバル展開を主導する構図は、国内テーマパーク産業における位置付けを一段引き上げる可能性を秘めている。
ポケモン30周年という節目と重なる本取り組みが、体験型IPビジネスの新たなモデルとなるかが注目される。
関連記事:
ポケモン初の屋外常設施設「ポケパーク カントー」 よみうりランド内に2026年2月開業












