日本郵便、島根県石見地域と益田市でデジタルスタンプラリーを同時開催

日本郵便株式会社は、島根県石見地域および島根県益田市を対象とした2種類のデジタルスタンプラリーを同時開催すると発表した。
郵便局ネットワークとデジタル技術を活用し、観光周遊と日本遺産の訴求を図る国内施策である。
石見9市町と益田市で2施策を同時実施
2026年1月8日、日本郵便は2026年1月14日から3月15日まで、島根県石見地域と益田市を舞台にデジタルスタンプラリーを実施すると発表した。
公益社団法人島根県観光連盟および島根県教育委員会から業務を受託し、石見地域全域にわたる広域施策と益田市を舞台とする日本遺産を対象とした2つの施策を同時に運営する点が特徴となる。
参加は無料で、期間中それぞれ1回ずつ参加可能だ。
石見地域向け施策は浜田市、益田市、大田市など9市町を対象に、観光スポットやチラシを含む全16種類のスタンプを用意する。
取得数に応じて、限定画像や温泉施設のペア入浴券、石見地域の特産品などが抽選で提供される。
一方、益田市では日本遺産「中世日本の傑作 益田を味わう」の構成文化財周辺を中心に全11種類のスタンプを設置し、地元グッズや地酒、航空券ペアチケットなどを特典とする。
参加者は日本郵便のLINE公式アカウント「地域共創PJ」を友だち追加し、各スポットに設置された二次元コードを読み取ることでスタンプを取得する。
あわせて、島根県内や広島市内の郵便局窓口でのPR、広島市で開催されるイベント会場や商業施設での広告展開も予定されている。
石見と益田で同時開催する意義と論点
日本郵便が石見地域と益田市でデジタルスタンプラリーを同時開催することは、観光と文化資源を一体で訴求する点に特徴があると言える。
開催期間や対象エリア、参加方法が明確に整理されており、LINE公式アカウントを起点とした統一的な運営は、参加者にとって分かりやすい設計である。
広域の石見9市町と、益田市の日本遺産という異なる切り口を並行展開することで、周遊とテーマ性の両立を図る構成になっている。
一方で、参加手段がデジタルに限定される点は、利用者層を選ぶ側面も持つと考えられる。
また、抽選特典が前面に出ることで、地域理解より収集行動が目的化する可能性も否定できない。
今後は、取得データの活用方法や現地での体験設計をどう深めるかが、他地域への横展開を進める上での重要な論点になるだろう。
日本郵便株式会社 島根県石見地域および島根県益田市でデジタルスタンプラリーを同時開催!
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