Hinode Technologiesが分散型AI基盤0Gのノード運営に参画 AIとWeb3の統合を支援

株式会社gumiは、連結子会社らとの合弁会社であるHinode Technologiesが、分散型AI向けブロックチェーン基盤「0G」のノード運営を開始したと発表した。
0Gが掲げるAI処理とブロックチェーンの統合を、Hinode Technologiesが運用面から支える構図になる。
Hinode、分散型AI基盤0Gのノード運営を開始
2026年1月6日、gumiは、gC LabsおよびTISとの合弁会社であるHinode Technologiesが、0Gのノード運営(※)を開始したと発表した。
ノード運営は、ブロックチェーン上での取引承認や合意形成を支える役割を担い、ネットワークの安定性に直結する。
0Gは、分散型AIサービスを支えるために設計されたレイヤー1ブロックチェーンであり、AIの推論処理から用途に応じた追加学習までを基盤側で実行できる点を特徴とする。
データ保存、AI処理、取引記録の三機能を統合的に連携させる設計により、基盤上のアプリケーションは効率的な稼働が可能になる。
従来のAIアプリ開発では、膨大なデータ処理と高コストな計算資源の確保が課題とされてきた。
0Gの基盤を活用すれば、AIのdApp開発者は複雑なインフラ構築を簡素化でき、アプリケーション設計そのものに注力しやすくなる。
なお、gumiは関連ファンドを通じて0Gへの投資も行っており、事業と資本の両面から関与を深めている。
※ノード運営:ブロックチェーンネットワークに参加し、取引の検証や承認を行うことで、合意形成が正常に機能する状態を維持する役割を指す。分散性と安全性を支える基盤要素である。
分散型AI基盤拡大がもたらす可能性と課題
Hinodeの参画は、国内Web3・AI開発者にとって分散型AI基盤の選択肢を広げる動きと評価できる。
AI処理をブロックチェーン基盤で完結できる環境は、分散型AIアプリの実用化を後押しする可能性がある。
特に、グローバル展開を視野に入れる開発者にとって、基盤運用を外部に委ねられる点は利点となる。
一方で、分散型AI基盤は新しい領域であり、性能やセキュリティ、ガバナンスの成熟度は今後の検証に委ねられると考えられる。
ノード運営事業者には、長期的な運用責任と技術的対応力が求められるため、安定運用を継続できるかが信頼性の鍵を握るだろう。
今後、Hinodeが運営実績を積み重ねることで、0Gエコシステム全体の信頼性が高まる可能性がある。
国内企業が分散型AIインフラの中核を担う事例が増えれば、日本発のWeb3とAIの融合領域は一段と存在感を強めると言える。
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