みずほFGのキャリア採用にAI面接官導入 ROXXが金融機関向け採用DXを加速

2026年1月5日、HRテック企業のROXXは、みずほフィナンシャルグループのキャリア採用に採用支援サービス「Zキャリア AI面接官」が導入されたと発表した。
国内金融大手がAI面接を本格活用する動きとして注目される。
みずほFG、キャリア採用にAI面接を正式採用
ROXXによると、みずほフィナンシャルグループはキャリア採用の選考プロセスに「Zキャリア AI面接官」を導入する。
本件は、同サービスにとって金融機関への初導入となる。
「Zキャリア AI面接官」は、応募者が24時間365日、スマートフォンなどから面接を受けられる仕組みを提供するサービスだ。
時間や場所の制約を取り払うことで、在職中の候補者や遠隔地の人材にも応募機会を広げられることが特徴となっている。
また、AIが統一された基準で回答内容を分析し、候補者のポテンシャルを多角的に可視化する。
採用企業側にとっては、面接工数の削減や選考リードタイムの短縮が期待されるほか、公平性の確保に貢献する可能性もある。
採用DXの波及効果と、AI選考が抱える課題
今回のみずほFGの導入は、金融業界における採用DX(※)を後押しする可能性がある。特に、デジタルやIT領域の人材確保では、選考スピードと柔軟性が競争力を左右する要素となりつつある。
AI面接の活用が進めば、他の金融機関や大企業にも導入が波及する展開が想定される。
一方で、AIによる評価への過度な依存には慎重さも求められる。アルゴリズムの設計次第では、特定の属性や話し方が不利に働くリスクも否定できない。
ROXXはミスマッチ削減と公平性を強調するが、最終判断を人が担う運用設計が重要になるだろう。
今後は、AI面接を入口としつつ、人事担当者の判断とどう組み合わせるかが鍵になるとみられる。採用効率と人材の質を両立できるかどうかが、企業価値にも影響を与える局面に入ったと言える。
※採用DX:デジタル技術を活用して採用活動を効率化・高度化し、人材獲得の質とスピードを高める取り組み。
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