DeNA、現場のAI活用を可視化 「AI活用100本ノック」を無料公開

2025年12月25日、DeNAは職場での生成AI活用事例を100個まとめたスライド資料「AI活用100本ノック」を日本国内向けに無料公開した。
エンジニアからビジネス職まで網羅した具体例が注目を集めている。
DeNA、職種別に整理したAI活用100事例を公開
DeNAが公開した「AI活用100本ノック」は、同社のエンジニア職、ビジネス職、クリエイター職それぞれの現場で実際に使われているAI活用事例を100件まとめたスライド資料である。PDF形式で提供され、ユーザー登録不要で誰でも閲覧できる点が特徴だ。
内容においては、どのような課題に対してどうAIを使い、どんな成果が出たかが整理されて伝えられている。
どのツールを使ったのかも記述されており、実践的な内容と言える。
同社は、これらの事例が社内の生成AI利用ルールおよびAIポリシー(※)に準拠していることも明記しており、企業利用を前提とした資料であることを強調している。
※AIポリシー:生成AIの利用にあたり、透明性、公平性、プライバシー保護、品質確保、人間の監督を重視するために企業が定める行動指針。DeNAでは社内ルールとして運用されている。
企業のAI内製化を促進する一方、陳腐化リスクも
本資料の公開は、企業がAI活用を現場主導で進めるための教材として価値を持つ。
特に、職種別に整理された具体例は、導入初期の企業が「何から試すべきか」を判断する指針になりうる。
一方で、生成AIを取り巻く環境は変化が速く、事例の一部は短期間で陳腐化する可能性がある。
DeNA自身も、モデルの進化やツール仕様変更により、活用方法が変わり得る点に注意を促している。
今後、資料が継続的に更新されれば、単なる事例集にとどまらず、日本企業におけるAI活用のベンチマークとして機能する可能性もあるだろう。
関連記事:
ドコモ、全国2048店舗でGemini講座を開始 生成AI活用を誰でも無料で体験可能に












