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    住信SBIネット銀行、「NEOBANK ai」の試験利用者を募集 AIエージェントが銀行手続きをサポート

    住信SBIネット銀行は生成AIを活用した新サービス「NEOBANK ai」エージェントのベータテスター募集を開始すると発表した。
    2026年2月から試験運用を行い、アプリを通じて銀行手続きの効率化と利便性向上を図ると発表している。

    目次

    住信SBI、AIエージェントのベータテストを正式開始へ

    2025年12月19日、住信SBIネット銀行は、生成AIを組み込んだ新サービス「NEOBANK ai」エージェントのベータテスター募集を開始すると発表した。
    対象は同社が指定する支店の個人ユーザーで、応募多数の場合は抽選となる。
    テストは2026年2月から順次スタートする予定だ。

    「NEOBANK ai」エージェントは、同社の「d NEOBANK 住信SBIネット銀行アプリ」上で動作し、自然な言葉で話しかけるだけで振込やデビットカード利用状況の確認、手続き画面へのアクセスが可能になる点が特徴だ。
    ユーザーの日常的な取引を簡素化し、従来よりも少ない操作で必要な機能にたどり着ける仕組みを目指している。

    募集期間は12月19日から一般向け提供開始までで、応募者はアプリログイン後の案内画面から簡単にエントリーできる。
    参加者にはPush通知でテスト開始が告知され、ログイン後には専用バナーが表示される設計となっている。
    今回の取り組みは、住信SBIネット銀行が掲げる「顧客中心のUX向上」の一環として進められている。

    銀行アプリの操作体験刷新へ AIエージェント普及に伴う影響

    生成AIを活用した銀行エージェントの導入は、金融サービスにおけるユーザー体験を大きく変える可能性がある。
    特に、複雑な手続きへの誘導や利用状況の分析を自動化できれば、これまでサポートを必要としていた操作が直感的に完結し、利用者層の拡大にもつながると考えられる。

    一方で、利用者が意図しない操作を誘発しないための設計や、プライバシー保護に向けた透明性の確保は欠かせないだろう。
    また、エージェントの回答精度がサービスの信頼性を左右するため、ベータテストを通じた改善プロセスが重要な役割を担うとみられる。

    将来的には、銀行業務だけでなく、家計管理や個別最適化された金融提案など、より高度なAI連携へと拡張する余地もある。
    住信SBIネット銀行が掲げる「テクノロジーによる金融変革」は、他の金融機関にも影響を与え、AIエージェントを軸にした次世代バンキングの普及が進む可能性が高い。

    住信SBIネット銀行株式会社 プレスリリース

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