SNPITが『攻殻機動隊S.A.C.』とコラボ決定 限定ガチャを開催予定

ギグワークス株式会社の子会社GALLUSYSは、ブロックチェーンゲーム「SNPIT」において、アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』とのスペシャルコラボレーションを実施すると発表した。
スマートフォン向けに展開される限定コラボガチャの詳細は、公式Xおよび公式サイトで順次公開される予定である。
SNPIT、攻殻機動隊S.A.C.コラボを発表
2025年12月12日、株式会社GALLUSYSは、開発するブロックチェーンゲーム「SNPIT」において、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』とのスペシャルコラボレーションを実施すると発表した。
本企画はスマートフォン向けに展開され、期間限定のコラボガチャとして提供される。
コラボガチャでは、作品を象徴するビジュアルやキャラクターをモチーフにした特別仕様のカメラスキンや、コラボストラップなどのアイテムが登場する予定とされている。
アイテム内容や配信スケジュールなどの詳細情報は、SNPIT公式Xおよび公式サイトを通じて段階的に告知される。
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』は、西暦2030年の高度情報化社会を舞台に、内務省直属の独立部隊「公安9課」の活動を描いたSFアニメである。
監督は神山健治が務めており、世界観や設定は押井守版『攻殻機動隊』のパラレルワールドに位置付けられている。
SNPITは2023年12月に提供を開始したGame-Fi(※)サービスで、スマートフォンのカメラ機能を用いた撮影行為をゲーム体験に組み込んでいる。
対応OSはiOSおよびAndroidで、カメラNFTを活用したポイント獲得やバトル要素を特徴としている。
※Game-Fi:ゲームと金融の仕組みを組み合わせ、NFTやトークンなどを通じて、遊びと経済的価値が連動する設計思想を指す。
IP活用コラボがもたらす効果と課題
本件コラボレーションは、SNPITにとって既存ユーザーへの訴求力を高めると同時に、新規ユーザーの関心を喚起する施策と位置付けられる。
長年にわたり支持を集めてきた『攻殻機動隊』の世界観を取り込むことで、Web3ゲームに馴染みのない層への認知拡大が期待できる点は大きなメリットだろう。
一方で、限定ガチャ形式は、短期間での盛り上がりを生みやすい反面、参加タイミングを逃したユーザーが体験できないというリスクも伴う。
NFTを用いたアイテム提供では、取得条件や利用範囲を明確に示すことが、ユーザーの理解と信頼を得る上で重要になるだろう。
今後は、コラボで獲得した関心を、日常的な撮影・バトル体験へどう接続していくかが焦点となりそうだ。
IP連携を一過性の企画に終わらせず、SNPIT本来のゲーム性やエコシステムへの定着につなげられるかが、サービス成長を左右する要素になると考えられる。
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