首相官邸が偽サイト被害に警鐘 正規URL周知で個人情報流出リスクを抑制へ

2025年12月11日、日本の首相官邸は公式ホームページを模倣した偽サイトの存在を確認したとして、国民に注意を促した。偽サイトにアクセスすると個人情報の流出やウイルス感染に至る危険があるため、正規URLの確認をするよう促している。
官邸HPになりすます偽サイトが出現 個人情報流出の恐れ
首相官邸は、偽造された官邸ホームページの存在を確認したと公表した。
偽サイトはデザインや文言が公式に酷似しており、閲覧者が正規サイトと誤認する可能性が高いとされる。
実際にアクセスすると、個人情報を盗まれる、コンピューターウイルスに感染する等の被害にあう恐れがあるという。
官邸は「正規URLは『https://www.kantei.go.jp/』です。」と明示し、アクセスする際には細心の注意を払うよう呼びかけている。
偽サイト対策の強化へ 政府と利用者双方に求められる対応
本件の背景には、公的機関を装い利用者を誘導する「なりすまし型サイバー攻撃」の増加がある。
特に年末は行政情報の検索が増えることもあるため、攻撃者がその需要を悪用する可能性も強まりそうだ。
今後は、政府側のセキュリティ体制だけでなく、ユーザー側のリテラシー向上も重要度を増すと考えられる。偽サイトは巧妙化しており、URLの一部だけを差し替えて公式に似せる手法が一般化しているため、ワンクリックで被害が発生するケースも想定される。
一方で、官公庁サイトのHTTPS化やドメイン監視などの強化が進めば、被害発生前の検知精度が向上するだろう。加えて、ブラウザ側の警告機能が発達すれば、危険ページへの流入を段階的に抑制できるかもしれない。
ただし、攻撃者が手法を変化させ続ける限り、完全な解決には至らないだろう。
ユーザーが公式URLを直接入力する習慣を持つことや、怪しいリンクを踏まない基本動作が依然として最も有効と言える。
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