mixi2が1周年記念施策を開始 Recap公開・人気投票・新ポートフォリオ機能を順次展開

株式会社MIXIは、短文テキストSNS「mixi2」がサービス開始から1周年を迎えると発表した。
これに合わせ、年間振り返り企画「mixi2 2025 Recap」や限定リアクションの人気投票、新たなプロフィール表現となるポートフォリオ機能など、年末年始に向けた複数の施策を開始する。
mixi2、1周年記念でRecap・人気投票・新機能を本日より順次提供
2025年12月1日、MIXIは短文テキストSNS「mixi2」がサービス開始1周年を迎えることを公表した。
これに合わせ、ユーザーの年間活動を可視化する「mixi2 2025 Recap」、限定リアクションからレギュラー追加を決める「レギュラー争奪戦!リアクション人気投票2025」、そして新たなプロフィール表現となる「ポートフォリオ機能」の三つの施策を年末年始に向け順次提供する。
「mixi2 2025 Recap」は、2024年12月16日から2025年11月27日までの投稿データを基に、年間ポスト数や受け取ったリアクション、一番活動したコミュニティなどを集計し提供する。
期間は12月1日から31日で、振り返り画像はポスト画面から簡単に共有できる設計になっている。
「リアクション人気投票2025」は、過去に提供された限定リアクション276種の中から、レギュラーラインアップに追加するリアクションをユーザー投票で決定する企画である。
投票期間は12月16日から31日、結果発表と実装は2026年1月7日に行われる。
投票はバナーから参加し、候補3つを選択すると自動生成ポストが投稿され、投票完了となる。
「ポートフォリオ機能」は、プロフィールを拡張し、映画・音楽など“9つの好き”を棚のように配置できる表現機能である。
背景や画像、リンクなどのカスタマイズが可能で、インターネット公開にも対応する。
実装時期は2025年12月が予定されている。
mixi2の交流活性化へ 体験拡張と参加促進がもたらす効果と課題
今回の1周年施策は、年末年始の利用ピークに合わせて交流を促し、SNS内のつながりを強める狙いがあると考えられる。
Recapは年間行動の可視化によって共有が活性化しやすく、フォロワー間で話題が生まれる点が強みになる。
一方で、提示される情報量が多い場合は見やすさが体験を左右する可能性がある。
リアクション人気投票は、ユーザー参加型施策としてコミュニティ意識を高めやすく、限定リアクション文化の継続にも寄与し得る。
ただし候補が276種と多く、選択のハードルが生じる恐れがあるため、候補提示の工夫が必要になる場面もありそうだ。
ポートフォリオ機能は、タイムライン中心だったmixi2に新しい自己表現の軸を加える点で意義が大きく、興味関心を起点とした新たな接点の創出につながる可能性がある。
一方で、公開範囲やプライバシー管理の明確化は不可欠で、安心して利用できる設計が求められる。
こうした施策がmixi2の利用継続や新規ユーザー増にどのような影響を与えるかが今後の焦点となるだろう。
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