MENU
採用担当の方はこちら
業務委託案件をお探しの方はこちら
メルマガ/AI・Web3 Insight



    グーグルディープマインドがアジア研究拠点を拡大 シンガポールに新AI研究所を開設へ

    米アルファベット傘下のグーグル・ディープマインドは、シンガポールに新たなAI研究所を設置すると発表した。
    アジアの政府や企業、学術機関との協力を強化する方針で、教育・医療・科学領域の研究体制を広げる計画が示された。

    目次

    シンガポールにAI研究所を新設、アジア連携を強化

    2025年11月19日、グーグル・ディープマインドは、シンガポールにAIの研究所を新設すると明らかにした。
    同社は過去1年間でアジア拠点のチームを倍増させており、すでに研究所向けの人材採用を開始している。

    ライラ・イブラヒム最高執行責任者(COO)は、研究テーマは最終決定していないとしつつ、教育、医療、科学といった分野が主軸になると説明した。
    また、同社幹部は東南アジアが「世界で最もAIの導入率が高い市場の一つ」と述べた。

    発表によれば、研究所はアジア各国の政府、企業、学術機関との連携を目的としたものだとしている。

    研究拠点拡大がもたらす競争強化と社会実装の加速

    ディープマインドがアジアで研究体制を拡張する動きは、地域におけるAI開発の競争環境を一段と活性化させると考えられる。
    シンガポールに高度な研究所が設置されることで、各国政府や民間企業が協力の機会を拡大し、公共政策や産業領域でのAI活用が加速する可能性がある。
    特に、教育・医療といった公共性の強い領域での研究成果は、アジア全体の課題解決に寄与する余地が大きい。

    一方で、人材獲得競争や国ごとの規制・倫理基準の違いが顕在化し、研究連携の難易度が高まるリスクも存在する。
    AI導入が急速に進む東南アジアでは、技術の社会実装が広がるほど、データ管理や透明性をめぐる議論も増える可能性がある。

    それでも、国際的な研究基盤の構築は長期的にはアジアのAI水準を底上げし、産業競争力の強化につながると見られる。今回の研究所設置は、その転換点となりうる。

    Google 公式ブログ

    関連記事:

    シンガポール首相、雇用を最優先に AIリスクと保護主義の高まりに備え

    あわせて読みたい
    シンガポール首相、雇用を最優先に AIリスクと保護主義の高まりに備え 2025年8月17日、シンガポールのウォン首相は毎年恒例の政策演説で、世界的な保護主義の台頭や人工知能(AI)がもたらすリスクに対応するため、国民の雇用確保を政府の最...

    🚀 AI・Web3業界への転職を考えているあなたへ

    「最先端技術に関わる仕事がしたい」「成長市場でキャリアを築きたい」そんな想いを抱いていませんか?

    Plus Web3は、AI・Web3領域などテクノロジーに投資する企業の採用に特化したキャリア支援サービスです。

    運営する株式会社プロタゴニストは、上場企業グループの安定した経営基盤のもと
    10年以上のコンサルタント歴を持つ転職エージェントが
    急成長する先端技術分野への転職を専門的にサポートしています。

    こんな方におすすめです

    ▼成長産業であるAI・Web3業界で新しいキャリアを始めたい
    ▼「未経験だけど挑戦してみたい」という熱意がある
    ▼今のスキルを最先端技術分野でどう活かせるか相談したい
    ▼表に出ない優良企業の情報を知りたい

    業界に精通したキャリアアドバイザーが、
    あなたの経験・スキル・志向性を丁寧にヒアリングし、
    最適な企業とポジションをマッチングします。

    Web3企業

    AI企業

    この記事が気に入ったら
    フォローしてね!

    • URLをコピーしました!
    目次