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    ソフトバンク、NVIDIA DGX採用の「AIデータセンター GPUサーバー」提供開始

    2025年10月8日、ソフトバンクは法人向けクラウドサービス「AIデータセンター GPUサーバー」の提供を開始した。
    NVIDIA製「DGX システム」を採用し、企業や研究機関が高性能GPU環境をクラウド経由で利用できるようにする。

    目次

    ソフトバンク、NVIDIA製GPU採用のクラウドサービスを公開 LLMや生成AI用途に対応

    ソフトバンクは、自社のAI計算基盤を法人向けに開放する新サービス「AIデータセンター GPUサーバー」を発表した。
    本サービスでは、AIコンピューティング・プラットフォーム「NVIDIA DGX システム(※)」を採用しており、「Hopper」または「Ampere」GPUを搭載した構成で提供される。
    生成AIを活用したデータ解析・シミュレーション、LLM(大規模言語モデル)の学習など、幅広いニーズに対応する。

    企業や研究機関は、1台から複数台まで柔軟に構成を選択可能である。複数台利用時にはクラスター構築済みの状態で提供され、導入後すぐに利用できる。契約期間は最短7日間から年間契約まで選択できる。

    環境面では、AI開発向けの商用プラットフォーム「NVIDIA AI Enterprise」と、計算処理を管理する「Slurm」が標準搭載されており、価格は要相談とされている。

    ※NVIDIA DGX システム:NVIDIA社が開発したAI専用高性能サーバー。複数のGPUを最適に構成し、生成AIや大規模言語モデルの学習に特化している。

    国内AI開発拡大へ GPUクラウドがもたらす機会と課題

    ソフトバンクの新サービスは、日本におけるAI研究・開発環境の裾野を拡大する可能性がある。クラウド経由でGPUサーバーを利用できるようになれば、初期投資を抑えたPoC(概念実証)やスタートアップの参入が容易になり、生成AIの分野で新たな競争が生まれるとみられる。

    一方で、GPUリソースの需要が集中すれば、コスト上昇や供給制限が再発するリスクもある。長期的な安定供給をいかに維持できるかが課題となりそうだ。
    また、クラウド環境依存が進むことで、データ主権やセキュリティに関する議論も一層重要になると考えられる。

    それでも、国内で大規模GPUクラウドが商用化される意義は大きいだろう。
    海外依存が強かったAI計算基盤を国産クラウドで補完する動きは、日本のAI主権確立に向けた布石といえる。

    今後、学術機関やAIスタートアップとの連携を通じ、「AIデータセンター GPUサーバー」が国内AI産業の競争力を強化させることに期待したい。

    参考:「AIデータセンター GPUサーバー」公式ページ
    https://www.softbank.jp/biz/services/ai/ai-data-center/

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