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    文書管理ソフト「DocuWorks」と「neoAI Chat」の連携が発表 10月8日から提供開始

    2025年10月6日、富士フイルムビジネスイノベーションは、文書管理ソフト「DocuWorks」と、AIスタートアップneoAIが提供する生成AIプラットフォーム「neoAI Chat」との連携を10月8日に開始すると発表した。企業内ドキュメントの検索・分析を生成AIが担う新たな環境が整う。

    目次

    DocuWorks、neoAI Chatと連携 AIが文書内容を理解し検索可能に

    富士フイルムグループの富士フイルムビジネスイノベーション(以下、富士フイルムBI)は、同社のドキュメントハンドリングソフト「DocuWorks」と、東京大学松尾研究室発スタートアップneoAIが開発した生成AIプラットフォーム「neoAI Chat」との連携を開始する。

    DocuWorksは、電子文書やスキャンした紙文書を一元的に管理できるソフトで、パソコン上に仮想デスクを再現する「DocuWorks Desk」と、文書の閲覧・編集を行う「DocuWorks Viewer」で構成される。
    一方、neoAI Chatは社内データを活用するAIチャットボットソリューションである。

    今回の連携により、DocuWorksで管理するファイルをneoAI Chat上にアップロードすると、OCR(光学文字認識)処理で文字情報を抽出し、AIが内容を解析可能になる。neoAIが独自開発したRAG(検索拡張生成 ※)を活用し、生成AIが文書内容を理解する。
    これにより、企業内データにもとづく情報探索の高度化と、ドキュメント活用の効率化を実現する。

    富士フイルムBIは、業務効率化と知識活用の両立を目指す企業向けに、新たな文書AI活用のモデルを提示した形と言える。

    ※RAG(検索拡張生成):AIが回答を生成する際、外部データベースやファイルを検索して情報を統合する技術。回答の精度と根拠性を高める目的で活用される。

    AI連携で高まる業務効率とセキュリティ課題 今後は社内基盤統合も鍵に

    DocuWorksとneoAI Chatの連携は、企業の情報活用を大幅に効率化する可能性を秘めている。自然文による質問だけで必要な資料を見つけ出せるため、従来のフォルダ階層検索やファイル名指定といった手間を省ける。
    社内文書が増大する大企業ほど、検索時間の削減効果は顕著になるとみられる。

    一方で、AIによる文書解析には依然としてセキュリティ上のリスクが伴う。
    富士フイルムBIはこれまでも、アクセス権限の細分化や暗号化通信など多層的な対策を講じてきたが、生成AIとの連携拡大に伴い、オンプレミス環境や閉域接続など企業ごとのリスク許容度に応じた運用モデルの整備がさらに重要になるだろう。

    今後は、電子契約サービスやワークフロー管理ツールとの連携が進めば、AIによるドキュメントライフサイクルの自動化が現実味を帯びる。生成AIを「検索」から「業務判断支援」へと拡張する動きは、企業の情報戦略に新たな転換点をもたらす可能性がある。

    富士フイルムBI ニュースリリース:https://www.fujifilm.com/fb/company/news/release/2025/83609

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