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    モブキャスト、財務戦略でソラナ購入へ Web3型資産運用に本格参入

    2025年10月3日、東証グロース上場のモブキャストホールディングスは、新たに「ソラナ・トレジャリー事業」を開始し、暗号資産ソラナ(SOL)の購入を進める方針を発表した。資金調達の一部5.5億円を充て、11月以降に段階的な取得を計画している。

    目次

    ソラナ・トレジャリー事業で中長期保有と収益化を狙う

    モブキャストは今回、第三者割当による新株予約権を発行し、調達資金のうち5.5億円をソラナ(SOL)の購入および関連費用に充当する。
    ソラナは高速処理と低コストを特徴とするブロックチェーン(※)で、近年はDeFiやNFT分野での利用が拡大している。
    購入は2025年11月から翌年10月にかけて順次実施される予定である。

    同社は本事業の目的として「株主価値の最大化と上場維持基準の達成」「次なる収益エンジンの確立」「コア事業との将来的な連携可能性の追求」を掲げた。
    取得したSOLは中長期での価格上昇を見込み、キャピタルゲインに加え、ステーキングを通じた安定収益の確保も視野に入れる。

    さらに、SOL運用で得られた原資の一部をもとに、ファンの貢献度に応じてNFTを付与する仕組みのプロトタイプ開発にも着手するという。これは同社の主力領域である「ソーシャル・エンターテイメント&メディア事業」とのシナジーを検証する取り組みと位置づけられる。
    将来的には、外部クリエイターを巻き込み、独自のWeb3エコシステムを形成する構想も明らかにした。

    ※ブロックチェーン:取引履歴などのデータを暗号化して分散的に記録する技術。改ざん耐性が高く、仮想通貨やNFTなどの基盤として利用される。
    https://plus-web3.com/media/blockchain/

    上場維持を超えて Web3時代の資産戦略を模索

    モブキャストの今回の動きは、単なる資産運用ではなく、「Web3を通じた企業価値再定義」への試みと捉えられる。
    同社は既存のエンターテイメント事業を軸に据えたうえで、ソラナを財務資産として組み込み、ステーキング収益やNFT活用を通じて新たな循環型モデルの構築を目指している。上場維持基準への対応だけでなく、財務と事業の両面での再成長戦略とみることができる。

    ただし、暗号資産市場は依然として高いボラティリティを伴う。ソラナ価格の下落リスクや、法規制の変化が財務に影響を及ぼす可能性もある。

    モブキャストの試みは、国内上場企業がWeb3資産を「財務ポートフォリオ」として組み込む新たな潮流の一端を示している。
    先行するメタプラネットのように、デジタル資産保有を経営基盤の一部に取り込む動きが今後広がる可能性は高い。特に、株式市場が成熟する中で、企業が財務効率と成長期待を同時に示す手段として、暗号資産の戦略的保有は注目度を増すだろう。

    関連記事:メタプラネット、ビットコイン3万BTC突破 上場企業で世界4位の保有数に
    https://plus-web3.com/media/latestnews_1002_5565/

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