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    JR東日本、京浜東北線と中央・総武線でワンマン運転を導入 2027年春から段階的に実施へ

    2025年9月24日、JR東日本は京浜東北・根岸線および中央・総武線(各駅停車)において、2027年春からワンマン運転を開始すると発表した。
    少子高齢化による労働力不足を背景に、効率的かつ持続可能な鉄道輸送の実現を目指す。

    目次

    京浜東北・中央総武線で2027年春からワンマン運転

    JR東日本は、首都圏における主要路線でのワンマン運転導入を進めている。
    2027年春から、京浜東北・根岸線の大宮駅~南浦和駅間と蒲田駅~大船駅間、さらに中央・総武線(各駅停車)の三鷹駅~千葉駅間において、10両編成を対象に実施する計画を示した。

    同社はすでに2025年3月に常磐線(各駅停車)と南武線でワンマン運転を開始しており、今回の発表はその取り組みを首都圏主要線区に拡大する一環となる。
    最終的には2030年頃までに複数の路線での導入を目指す。

    安全対策としては、運転席に乗降確認モニタを設置し、全てのドアの状況を確認可能にする。
    また、非常時には乗客がSOSボタンを押すと輸送指令室と直接通話できる機能を整備する。
    指令室からの車内放送も可能となり、トラブル時の情報伝達を迅速化する。
    さらに、避難はしごを各編成に備え、緊急時の対応強化を図る。

    輸送安定性向上の観点では、定位置停止装置(TASC)を導入し、運転士の負担軽減と正確な停車を実現する。
    加えて、京浜東北・根岸線のE233系10両編成にはATO(※)を搭載し、安全かつ効率的な運行を支える仕組みを構築する。

    ※ATO(自動列車運転装置):運転士による運転台の出発ボタン操作により、列車衝突などを確実に防止する自動列車制御装置(ATC)の信号の制限速度範囲内で、駅間の速度を自動制御するシステム

    持続可能な鉄道運行へ 利便性と安全性の両立が焦点

    今回のワンマン運転導入は、労働力不足が深刻化する中で鉄道を持続可能な輸送モードとするための重要な施策だ。
    運転士一人で列車運行を完結させることで、省人化と効率化が進む一方、安全性の確保が最大の課題となる。

    導入により社員の役割が拡大し、新たなスキル習得を通じた成長機会が得られる点も注目される。
    鉄道運行におけるデジタル技術や自動化の進展は、運転士にとって従来と異なる責務を担う契機になるだろう。

    利用者にとっては、運行本数や定時性の安定化につながる可能性がある。
    TASCやATOの活用による効率的な運行は、混雑緩和やダイヤの安定運用を後押しするだろう。
    一方で、トラブル時の対応力や安心感をいかに維持するかが課題として残るとみられる。

    ホームドア整備の推進や非常通報機能の拡充は、こうした懸念に対応するための重要な要素である。
    今後の実証と運用を通じて、安全と利便性を両立させるモデルが確立されれば、首都圏全体の鉄道サービスに波及効果をもたらすと考えられる。

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