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    マイクロソフト、英国に300億ドル超投資 AI半導体2万3000個導入へ

    2025年9月16日、米マイクロソフトが英国で今後4年間にわたり300億ドル超を投じる計画を発表した。人工知能(AI)インフラ整備や半導体導入を柱とし、ブラッド・スミス社長は最新鋭チップ2万3000個を英国に投入する方針を明らかにした。

    目次

    マイクロソフト、英国AI基盤強化へ巨額投資

    米マイクロソフトは英国でのAIインフラ拡充を目的に、300億ドル超の大規模投資を実行する計画を示した。発表によると、投資期間は向こう4年間であり、特にクラウド基盤と半導体設備に重点を置く。
    ブラッド・スミス社長は記者団に対し、英国での設備投資額を155億ドル拡大し、最新鋭のAI半導体2万3000個を新たに導入することを強調した。

    この動きは、米国と英国の関係強化の文脈でも注目される。
    マイクロソフトは、トランプ米大統領が2度目の英国国賓訪問を行ったタイミングに合わせて投資計画を公表した。両国の結びつきを背景に、AI分野での協調強化をアピールする狙いが透けて見える。

    英国にとっても、今回の発表はAI競争力を高める契機となる。欧州内でデータセンター投資や人材確保が加速する中、マイクロソフトの大規模な関与は、国内の技術エコシステムを後押しする可能性がある。

    AI競争力の加速と依存リスク 英国の次の課題

    今回の投資により、英国はAI開発の基盤整備で一歩前進するとみられる。
    半導体の供給能力やクラウド環境の拡充は、国内スタートアップや大学研究機関の利用を促し、産業全体の競争力を底上げする効果が期待される。特に欧州全体でAI人材やGPU資源の不足が深刻化しているなか、英国が優先的にリソースを確保できる意義は大きい。

    しかし、国外企業への依存度が高まるリスクも無視できない。
    AIインフラの中核を米大手が握る構図は、技術主権や規制運用の余地を狭める可能性がある。さらに、巨額投資がロンドンや主要都市圏に集中する場合、地域格差が拡大し、中小企業や地方の産業が恩恵を受けにくい懸念も残る。

    総じて、マイクロソフトの計画は英国AI基盤の飛躍を後押しする一方、経済的・政治的な依存構造を深める要素も含んでいる。英国がこの投資をいかに自国の持続的成長につなげるかが問われることになるだろう。

    関連記事:オープンAIとエヌビディア、英国データセンターに数十億ドル投資へ
    https://plus-web3.com/media/latestnews_1010_5281/

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