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    アリババと百度、自社製チップでAI学習を開始 NVIDIA依存脱却に向けた動き

    半導体

    2025年9月11日、米オンラインメディアThe Informationは、中国のアリババと百度が自社設計チップを用いたAIモデル学習を開始し、一部でNVIDIA製チップを置き換えていると報じた。

    目次

    中国IT大手2社、自社製チップでAI学習に着手

    The Informationによれば、アリババは2025年初頭から小規模なAIモデルの学習に自社製チップを導入し、百度もまた、自社開発チップを用い、対話型AIモデル「アーニー」の新バージョン学習を実験的に進めている。両社はロイターからのコメント要請には応じていない。

    アリババと百度は完全にNVIDIAを排除しているわけではない。報道によれば、最先端の大規模モデル開発には依然としてNVIDIA製チップを併用しており、現時点では部分的な置き換えにとどまっている。

    国産化の進展が競争力とリスクの両刃に

    今回の動きは、中国企業にとって技術的自立への一歩となる可能性がある。米規制の影響を受けにくい環境を構築できれば、開発計画の不確実性を減らし、長期的には自社内で安定した開発サイクルを確立できる可能性もある。

    さらに、自社製チップが本格普及すれば国内の半導体産業全体に波及効果をもたらし、関連ベンチャーや製造業への投資を活性化するとの見方もある。

    一方で、自社製チップがNVIDIA製品と同等の性能を即座に実現できる保証は現時点で示されていない。

    AIモデル開発には膨大な演算能力が必要であり、性能不足は開発スピードの低下や品質の劣化につながる恐れがある。また、新規チップ開発は巨額の投資と長期の技術蓄積を要するため、短期的にはコスト増大や収益圧迫のリスクが伴うことが予想される。

    さらに、性能が安定するまでの間は、サービス提供の遅延やシステム障害といった不確実性も増す可能性がある。それでも両社が挑戦を続けるのは、外部規制に左右されない独自の技術基盤を築くことで、将来的に世界市場での競争優位を確立する狙いがあると考えられる。

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