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    米暗号資産取引所ジェミナイ、IPO価格を引き上げ上場へ 最大4.3億ドル調達

    2025年9月12日、米暗号資産取引所ジェミナイ(Gemini)は、ナスダック上場に向けてIPO価格帯を引き上げた。
    調達額は最大4億3,000万ドルに達する見込みで、暗号資産関連企業の上場ラッシュに続く動きとなる。

    目次

    ジェミナイ、IPO価格を大幅に引き上げ上場準備を加速

    ジェミナイが米証券取引委員会(SEC)に提出した最新のS-1届出書によれば、公募株数は約1,667万株で、1株あたり24〜26ドルに設定された。
    これは従来の17〜19ドルから大幅な引き上げとなる。上限で算出すると、企業評価額は約31億ドルに達し、IPOによる調達額は4億3,000万ドル超と見込まれる。

    ジェミナイは2014年にウィンクルボス兄弟が創業した暗号資産取引所であり、信頼性を重視した規制順守型の運営を掲げてきた。
    今回の上場は、ティッカー「GEMI」でナスダックに登場する予定で、主幹事にはゴールドマン・サックス、シティグループ、モルガン・スタンレー、キャンターが名を連ねている。

    近年のIPO市場では、サークル(Circle Internet Financial)やブリッシュ(Bullish)といった暗号資産関連企業が大型上場を果たしており、ジェミナイもこれに続く形となる。

    暗号資産企業の上場拡大と市場評価

    ジェミナイのIPOは、暗号資産業界が従来の金融市場に深く組み込まれる動きの象徴ともいえる。
    調達資金は基盤拡張や国際展開に活用されるとみられ、同社の市場シェア拡大に寄与する可能性がある。
    特に規制を意識した運営姿勢は、機関投資家の信頼を集めやすい点でメリットとなるだろう。

    一方で、暗号資産市場のボラティリティは依然として高く、取引所の収益構造は市況に大きく左右されると考えられる。
    仮想通貨価格の急落時には収益悪化や投資家の懸念が強まるリスクがあるため、IPO後の株価安定性は必ずしも保証されない。

    暗号資産企業が続々と上場することで、投資家にとって選択肢は増えるが、その分の見極めも難しくなるリスクもある。
    ジェミナイのケースは、伝統市場と暗号資産市場の融合が投資機会を広げる一方で、新たなリスク要因をどう管理していくかを試す事例になると言える。

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