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    オープンAI、韓国にアジア3番目となる支社設立 カカオ・ソウル大と連携強化へ

    2025年9月10日、米国の生成AI大手オープンAIは韓国に新支社「オープンAIコリア」を設立した。
    カカオやソウル大学との協力を拡大し、産業界・学界・政府を巻き込んだAI活用の拠点となることを目指す。

    目次

    韓国での協力加速 カカオやソウル大と提携拡大

    オープンAIが新設した「オープンAIコリア」は、アジアでは日本・シンガポールに続く3番目、世界では12番目の拠点となる。

    同社はすでに2025年2月に韓国IT大手カカオと戦略的提携を締結している。今後はチャットGPTとカカオのシステムを連動させる計画だ。
    さらに、9月11日にはソウル大学と業務協約を結び、研究開発や人材育成分野での協力を本格化させる。

    また、韓国政府との協業も強化する見通しで、規制や倫理基準の策定支援にも関わる可能性がある。

    11月には開発者や研究者を対象にしたイベントを開催し、オープンAIの最新技術を共有する方針も示された。

    同社のジェイソン・クォンCSOは「韓国は世界的水準のインフラ、革新的企業、デジタル導入速度を備え、AI革新に最適の場所だ」と述べた。

    韓国AI市場拡大の契機 産業強化もリスク管理が課題

    オープンAIの韓国進出は、同国のAI産業に新たな競争力をもたらす可能性が高い。
    特に、カカオの巨大ユーザーベースとチャットGPTを組み合わせれば、消費者向けサービスから企業システムまで幅広い領域で利用が拡大するだろう。
    さらに、ソウル大学との連携により研究人材の育成や学術成果の社会実装が加速し、韓国がアジアにおけるAI拠点として存在感を高めることが見込まれる。

    一方で、AI利用拡大に伴うリスクも無視できない。
    利用者データの保護や生成物の信頼性確保といった課題は、技術進展と並行して対応が求められる。
    韓国政府はすでにAI倫理指針の整備を進めており、オープンAIとの協力によって国際基準に即した規制枠組みの策定が進む可能性がある。

    チャットGPTは2022年の発表から急速に普及し、現在は週7億人を超えるアクティブユーザーを抱える。
    韓国でもAPI利用が世界上位に入るなど高い需要があり、オープンAIコリアの設立はこうした需要をさらに拡大する契機となるだろう。
    今後は産業強化とリスク管理の両立が鍵になると考えられる。

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