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丸紅情報システムズ、AIで進化する標的型メール訓練を提供開始

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2025年8月29日、丸紅I-DIGIOグループの丸紅情報システムズ株式会社(MSYS)は、AironWorks株式会社と販売代理店契約を締結し、同社のAI活用型標的型メール訓練サービスの販売を開始すると発表した。

AIが生成する巧妙な攻撃シナリオで実践的訓練

MSYSが取り扱いを開始するAironWorksのサービスは、フィッシングメール(※1)やビジネスメール詐欺(※2・BEC)といった攻撃手法に対抗する訓練プログラムである。最大の特徴は、AIが実際の攻撃に酷似したシナリオを自動生成する点にある。

さらに、対象者の抽出、メール配信、レポート作成といった一連の業務をAIが担うため、運用における負荷が軽減される仕組みとなっている。

繰り返し利用する中で、社員ごとに明らかになった弱点や傾向を分析し、それに応じた訓練シナリオや教育コンテンツを提案する機能も備える。

※1: フィッシングメール:銀行や企業を装い、偽サイトへ誘導して個人情報や認証情報を盗み取る不正メール。

※2: ビジネスメール詐欺(BEC):取引先や上司になりすまして金銭送金をだまし取る攻撃手法。

高度化する攻撃に備える企業防御力強化の行方

国内のサイバー攻撃は、生成AIの普及によってさらなる巧妙化が進むとみられる。特に、自然言語で違和感のない詐欺メールの増加は不可避であり、防御側も同等のスピードで学習を重ねる仕組みを持たざるを得ない。

その意味で、今回のようなAI訓練サービスは、今後企業の標準的な防御手段に位置づけられる可能性が高い。

ただし、導入効果は数値化された実績に左右されると予想できる。もし短期的に成果が可視化されなければ、導入に二の足を踏む企業も少なくないだろう。

逆に、効果検証が明確に示されれば、他社追随の動きが一気に広がるかもしれない。最終的には、AIを活用した訓練が一過性の流行に終わるのか、それともサイバー防御の必須インフラへと定着するのかが注目点となるだろう。

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