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    グーグル生成AI「Gemini 2.5 Flash Image」 アドビFireflyとExpressに搭載

    2025年8月26日、米アドビはグーグルの新生成AIモデル「Gemini 2.5 Flash Image」が「Adobe Firefly」と「Adobe Express」に導入されたと発表した。

    目次

    FireflyとExpressにグーグル最新AIを統合

    アドビは、グーグルの新しい生成AI「Gemini 2.5 Flash Image」を自社サービス「Adobe Firefly」と「Adobe Express」に搭載したと公表した。
    対象となるのはFireflyの「テキストから画像生成」機能や「Fireflyボード(ベータ版)」、さらにExpress全体であり、ユーザーは複数の生成AIモデルを選択して利用できるようになる。

    「Gemini 2.5 Flash Image」は、同日にグーグルが開発者向けに発表したばかりの画像生成・編集モデルだ。これにより、従来よりも高精度で迅速にアイデアを形にでき、クリエイターやマーケター、デザイナーなど幅広い分野で活用が期待される。

    アドビは、Firefly独自の安全に商用利用可能な生成AIモデル群に加え、GoogleやOpenAIなど外部パートナーのモデルも選択できる仕組みを整えている。
    それぞれのモデルが持つ美的スタイルや生成特性を生かし、ユーザーは用途に応じて最適な組み合わせを選べるという。

    さらに、生成された画像やコンテンツは「Photoshop」「Illustrator」「Premiere」などCreative Cloudの主要アプリと連携可能で、下流の制作工程にシームレスに統合される。
    ユーザーがアップロードしたデータはAI学習には利用されず、透明性を担保するために全ての生成コンテンツに「コンテンツクレデンシャル」(※)が付与される仕組みも導入される。

    9月1日までは有料プランユーザーに対しFirefly上で「Gemini 2.5 Flash Image」を無制限に利用できるキャンペーンも実施される。無料ユーザーも20回まで体験可能だ。

    ※コンテンツクレデンシャル:AI生成や編集の履歴、使用モデルなどの情報をメタデータとして付与する仕組み。改ざん防止や透明性確保を目的に導入されている。

    生成AI競争が加速 アドビとグーグル提携の行方

    今回の統合は、生成AI市場におけるアドビとグーグルの連携強化を象徴するものだ。
    クリエイティブ制作におけるスピードと品質を両立できる点は大きなメリットであり、特に広告やSNSマーケティング分野では迅速なビジュアル生成が競争力を左右すると見られる。

    一方で、生成AIモデルの多様化はユーザーに選択肢を与える反面、どのモデルを使うべきか迷わせるリスクもある。
    美的スタイルや精度に差異がある以上、適切なモデル選択の知識が求められるだろう。加えて、著作権や倫理に関する議論も今後の課題として残りそうだ。

    アドビは、商用利用可能なデータで学習したモデル群と透明性を高める仕組みによって、利用者の懸念を和らげようとしていると思われる。これにより、企業ユーザーも安心して生成AIを業務に組み込める環境が整うだろう。

    今後、他社との競争がさらに激化する中で、両社の提携がどこまで持続的な優位性を生み出せるか、引き続き注目したい。

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