ビットポイント、「ゼロつみたて」提供開始 BTC積立投資をコストゼロで実現

2025年8月25日、国内暗号資産取引所ビットポイントは、ビットコイン(BTC)の積立購入にかかるコストを完全にゼロとする新サービス「ゼロつみたて」を提供すると発表した。
申込はすでに始まっており、初回積立は10月10日に実施される予定である。
投資額の100%をBTC購入に充当可能に
ビットポイントは、新たな積立投資サービス「ゼロつみたて」を開始すると公表した。
従来から同社は積立手数料を無料としていたが、今回はさらにスプレッド(売値と買値の差)をゼロとすることで、投資家の支払い額すべてをビットコイン購入に充てられる仕組みを実現する。これにより、投資効率が最大化される形となる。
対象となる暗号資産はビットコインのみであり、初回積立日は10月10日と設定されている。
利用希望者は9月16日23時59分までに申込および口座振替設定を完了する必要がある。
すでに口座設定を済ませている顧客は追加の手続き不要で、自動的に適用される。
ビットポイントは「ゼロつみたて」に加え、出庫手数料も含め多くのサービス手数料を無料化しており、利用者にとってコスト負担が小さい点が特徴となっている。
現在のBTC出庫可能範囲は最小0.001BTCから最大20BTCまでで、少額利用から大口取引まで柔軟に対応できる設計だ。
「ゼロつみたて」が描く未来 透明性強化と業界標準化への可能性
「ゼロつみたて」の導入は、国内暗号資産市場の競争環境を変えるきっかけとなる可能性がある。
これまで投資家にとってスプレッドは見えにくいコストだったが、それを完全に排除することで、積立額に見合う資産を得られるという透明性が高まるだろう。
こうした仕組みは、新規参入層の心理的ハードルを下げ、積立投資の普及を後押しする契機になると推測できる。
長期的には、暗号資産を用いた積立が「資産形成の一手段」として定着していく展開も考えられる。
一方で、スプレッドをゼロにすることによる収益モデルの持続性には課題が残るとみられる。
取引所は流動性やシステム維持にコストを負担しており、その採算をどのように確保するかは不透明である。
他社が追随すれば低コスト競争が加速し、業界全体のサービス品質や安全性に影響が及ぶ可能性もあるだろう。
もっとも、規模拡大に伴う取引量の増加や、関連サービスの拡充によって新たな収益源を確保できれば、低コスト戦略は業界標準として定着するかもしれない。
成功すれば、暗号資産市場における積立投資の一般化が進み、従来の金融商品との境界が次第に曖昧になっていく未来も考えられる。
株式会社ビットポイントジャパン お知らせ:https://www.bitpoint.co.jp/news/info/info-2025082501/
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