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    シャープ、小型ロボ「ポケとも」11月発売 生成AI搭載で日常に寄り添う相棒へ

    2025年8月20日、シャープは対話AIキャラクター「ポケとも」を発表した。11月にロボットとスマートフォンアプリを同時展開し、AI技術を活用した音声対話機能を備える。

    目次

    AI対話と記憶機能を備えたポケットサイズの相棒

    シャープが発表した「ポケとも」は、同社が培ってきたコミュニケーションロボット「ロボホン」の技術を基盤とした新シリーズだ。第一弾では、ミーアキャットをモチーフにしたキャラクターを採用し、ロボットとアプリの両形態で提供される。

    最大の特徴は、独自開発のAI技術「CE-LLM(※)」を活用した音声対話にある。ユーザーの気持ちに寄り添い、楽しい出来事を分かち合ったり、推し文化について語り合ったり、孤独を感じたときに励ましたりと、いつもそばにいて話し相手になるとしている。

    会話を通じてユーザーの好みや感情を理解して、時間を重ねるほどに寄り添ってくれるパートナーへと育っていく。さらに、訪れた場所や見た景色を記録・共有できるという。

    ロボット版ポケともは、約12センチ・200グラムと手のひらサイズで、身振りや光によって感情を表現する。専用ポーチで持ち運びもでき、外出先でも一緒に過ごすことが可能だ。
    アプリ版はテキストや音声で利用でき、ロボットとの記憶を共有する仕組みを備えている。

    価格はロボット版が直販で3万9600円、アプリ版は月額495円(税込)。

    8月28日から31日まで東京ビッグサイトで開催される「東京おもちゃショー2025」で展示され、来場者は実際に対話を体験できる予定である。

    ※CE-LLM:Communication Edge – Large Language Modelの略称。シャープ独自の対話AI技術で、ユーザーの感情や状況に応じた自然な応答を可能にする。

    生活支援とエンタメ融合 新市場拡大の可能性と課題

    今後の展開としては、まず「キャラクター多様化」がカギになると考えられる。

    第一弾のミーアキャットに加えて、人気キャラクターやオリジナルデザインを拡充することで、幅広い年齢層や嗜好を取り込めるだろう。特に若年層や一人暮らし世帯において、日常的な会話相手や癒やしの存在として需要が拡大すると予測される。

    さらに、生活支援機能とエンタメ機能をバランス良く拡張できるかどうかも重要だ。
    単なる会話相手にとどまらず、日々のスケジュール管理や健康チェックなどに対応できれば、より実用性の高い存在となるだろう。

    ただし、普及のためには価格戦略やサブスクモデルの柔軟性が欠かせない。ロボットとアプリの連携による「成長体験」を訴求しつつ、導入の敷居を下げる工夫が求められる。

    同社がこうした課題を乗り越えれば、「ポケとも」は単なる新製品にとどまらず、デジタルパートナー市場を切り拓く存在となる可能性がある。

    シャープ ニュースリリース:https://corporate.jp.sharp/news/250820-a.html

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