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    楽天、NFTチケット公式リセール導入 楽天イーグルスとヴィッセル神戸が採用

    2025年8月14日、楽天グループはNFTマーケットプレイス「Rakuten NFT」で、プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスとサッカーJ1のヴィッセル神戸の公式チケットリセールにNFTを導入すると発表した。
    偽造防止と透明性確保を狙う試みである。

    目次

    楽天、ブロックチェーンで公式チケット取引を透明化

    楽天がNFT(非代替性トークン)技術を活用した公式リセールを開始する。
    今回対象となるのは、楽天イーグルスが2025年9月以降に楽天モバイルパーク宮城で行う一軍戦の電子チケット(QRコード形式)と、ヴィッセル神戸のシーズンシート2025の個人購入分で、J1リーグ第32節から適用される。
    リセール開始は8月27日を予定している。

    NFTチケットはブロックチェーン上で所有者情報や取引履歴を改ざん不可能な形で記録するため、複製や偽造を防ぐことができる。
    過去の履歴を確認することで購入者の正当性を容易に検証でき、従来より高い取引安全性を実現する仕組みだ。

    これまでのリセールサービスでは、出品価格に制限が設けられるケースが多かったが、NFTチケットでは市場価値に基づく自由な価格設定が可能となる。
    出品者は販売手数料やシステム利用料を差し引いた額を受け取ることができる。
    詳細は各チームが公開するガイドラインに記載されている。

    楽天は自社経済圏との連携を進めるため、Rakuten NFTでの購入時に楽天ポイントの付与や利用が可能な設計にしている。
    チケットの購入から売買までも同一プラットフォームで完結できるため、楽天サービスを日常的に利用する層にとって利便性の高い仕組みになると考えられる。

    公式リセール普及がもたらす市場拡大と課題

    今回の導入は、スポーツ観戦チケットの公式リセール市場を大きく変える可能性がある。
    最大の利点は、やはり不正防止と透明性の担保であろう。チケット転売に伴うトラブル削減に寄与する点はファンや運営双方にとって歓迎できる。
    さらに自由価格制の導入は需要と供給を反映し、適正価格での取引を促すと期待される。

    一方で、人気試合では価格が高騰し、ファンが正規ルートで入手できる機会が狭まるリスクも考えられる。
    公式リセールの健全性を保つには、透明性とともに市場の暴走を抑制するガイドライン整備が不可欠だといえる。

    また、楽天はNFTチケットを自社エコシステムと連動させ、ブロックチェーンを基盤とした新たな顧客体験を提供する戦略を明確にしている。
    スポーツ観戦にとどまらず、音楽ライブや演劇などエンタメ分野への応用も見込まれるため、市場の拡大は必至と考えられる。

    ただし、NFTやブロックチェーンに不慣れなユーザーへの導入ハードルは残ると考えられる。
    利便性と安心感をどう両立させるかが、今後の普及の鍵となるだろう。

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