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    楽天銀行、住宅ローンなどの融資にAI審査を試験導入 音声相談も試験開発

    2025年8月7日、楽天銀行の東林知隆社長はインタビューにて、住宅ローンや不動産担保ローンの融資審査に人工知能(AI)を試験導入する考えを明らかにした。
    カードローンでの試験導入を踏まえ、顧客相談に音声で応じるAIシステムの開発も進めるという。

    目次

    住宅ローン審査にAI活用 音声相談システムも開発へ

    東林社長は、住宅ローンや不動産担保ローンの審査業務にAIを試験導入する計画を示した。すでにカードローン融資の一部で運用実験を行っているという。

    また、AIによる音声相談システムの試作も進めている。
    銀行におけるAI利用に関する規制は不明確であるが、実用化すれば金融商品や資産運用の提案など「能動的な対話」が可能になると説明した。
    店舗を持たないインターネット専業銀行の弱点を補う狙いがあるとも述べた。

    AI導入がもたらす利便性とリスク

    AI審査導入の最大の利点は、融資判断のスピードと精度の向上にあると考えられる。
    従来は数日から数週間かかった審査を短時間で処理できれば、顧客満足度の向上につながる可能性が高い。
    また、カードローンでの試験運用を経て住宅ローンなど高額融資に応用すれば、与信モデルの高度化も進むだろう。

    さらに、音声相談システムの開発は、非対面環境でも対面に近い顧客体験を提供できるため、全国・海外の利用者を取り込みやすくなりそうだ。

    一方で、リスクも小さくない。
    AI審査はアルゴリズムの判断根拠が不透明になりやすいリスクがあるため、説明責任を果たせない場合は信用失墜の恐れがある。特に住宅ローンは人生設計に直結するため、判断の妥当性が疑問視されれば社会的批判を招くだろう。
    音声相談においても、誤った助言や顧客情報の漏えいといった危険性は排除できない。

    今後は、AIが提示する内容を人間が監視・補正する体制を確立させ、利便性をリスクに転化させないための対策が必要となるだろう。

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