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    Anthropic、日本法人社長に東條英俊氏 Claude日本語化と現地採用を加速

    2025年8月7日、米AI企業Anthropicは、2025年秋開設予定の日本法人代表執行役社長に東條英俊氏を任命したと発表した。
    Claudeの日本語化推進に向け、現地人材の採用計画も同時に公表された。

    目次

    Anthropic、日本法人の初代社長に東條英俊氏を起用

    米Anthropicは8月7日、今秋に都内で正式開設予定の日本法人代表執行役社長に、Snowflake日本法人前社長の東條英俊氏を任命した。
    同社はClaude(※)の日本語対応を推進するための人材採用計画も合わせて発表した。

    Anthropicは6月25日にアジア太平洋地域初の拠点を東京に設立し、日本語版Claudeの提供を開始すると公表していた。
    東條氏はSnowflake日本法人の立ち上げから成長を主導し、Google CloudやMicrosoftでも豊富な経験を積んできた経歴を持つ。

    共同創業者兼CEOのダリオ・アモデイ氏は、東條氏の実績を高く評価し、「日本における急速な事業拡大をけん引する理想的なリーダー」とコメントしている。
    すでに楽天、野村総合研究所、パナソニックなど複数企業がClaudeを活用しており、今後さらにパートナーシップを深化させる方針も示された。

    同社は今後1年をかけて日本事業を拡大し、現地文化や品質基準に対応できる人材を優先的に採用する計画だ。
    8月7日時点で財務・戦略、人事、営業など4職種の募集を自社サイトに掲載している。

    ※Claude:Anthropicが開発する生成AIモデル。安全性や信頼性の高い対話生成を特徴とし、企業利用にも適する。

    生成AIの普及と人材採用が日本市場の競争力を左右

    今回の人事と採用計画は、日本市場での生成AI活用の加速を後押しする可能性が高い。
    東條氏はクラウド分野での豊富なマネジメント経験を持つため、既存の企業ネットワークと実績を活かし、Anthropicの日本展開を迅速に進めると考えられる。

    本件のメリットは、Claudeの日本語化や文化的適合性の向上により、国内企業が基幹業務や顧客体験に生成AIを組み込みやすくなることだろう。
    現地採用の強化は、日本市場の特性や品質要求に即した製品・サービスの開発にも直結すると思われる。

    一方で、生成AI市場は競争が激化しているため、既存大手や新興勢力との技術差別化や安全性の確保は課題となるだろう。
    特に、企業導入が進む中では、セキュリティや倫理的利用に関する基準策定が急務になると予想できる。

    今後、日本法人の体制整備と採用戦略が計画通り進めば、Anthropicは国内の生成AI市場で存在感を高め、製品品質と信頼性を武器に持続的成長を目指せるとみられる。

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