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ドワンゴ、iOS版ニコ生にAIボイスチェンジャー追加 リアルタイム配信対応

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2025年7月28日、ドワンゴはiOS版「ニコニコ生放送」アプリに新機能「AIボイスチェンジャーβ版」を追加したと発表した。
ユーザーは自分の声を好きなキャラクターの声にリアルタイムで変換しながら配信できるようになり、“推しの声”で配信できる環境が整いつつある。

スマホ1台で“推しの声”になりきれる新機能

ドワンゴが発表した「AIボイスチェンジャーβ版」は、iPhoneやiPad上で動作するiOS向けの新機能だ。PC不要で手軽にキャラクターの声を使ったライブ配信を可能にする。

この機能は、PC向け配信アプリ「N Air」のボイスチェンジャー(※1)をベースにしており、iOS版「ニコニコ生放送」アプリ単体で動作する点が特長だ。ユーザーは別途ソフトやハードを用意することなく、アプリ内だけで設定・使用できる。

音声変換に対応するキャラクターは「ずんだもん」「春日部つむぎ」「琴詠ニア」など、ネット上で人気を集めるAIキャラクターを中心に、100種類以上のカスタム可能なオリジナルボイスも選べる。

リアルタイムで声を変換できるため、従来のように事前録音や編集を必要とせず、即座に“なりきり配信”を実現可能だ。地声での配信に抵抗がある初心者や、VTuberを目指すユーザー層など、幅広いニーズに応える機能となっている。

※1 ボイスチェンジャー:音声の高さや響きを変えて、別人のような声に加工する技術。AI技術の進化によりリアルタイム変換が可能となっている。

配信スタイルに変革 誰もが“声”で表現できる時代へ

AIボイスチェンジャーの実装は、配信者にとって表現の幅を大きく広げる一方で、ネット文化やエンタメ業界にも新たな波及効果を生む可能性がある。

まずメリットとして挙げられるのが、声という個人特性を自由に拡張できる点だ。
匿名性が重視される配信文化において、地声を使わずにキャラクターとして発信できることは、心理的ハードルを下げ、配信参加者の裾野を広げる効果が期待される。

さらに、キャラクターIP(※2)の利活用という観点でも注目に値する。
企業やクリエイターが自社キャラクターの“声”を配信ツールとして提供することで、ファンエンゲージメントの強化や新たなマネタイズ手法の開発にもつながるだろう。

一方で、懸念されるのは“声のなりすまし”や著作権の管理だ。
AIボイスはあくまでライセンスの範囲内で使う必要があるため、利用ルールの周知や制限機能の整備が求められる。

とはいえ、こうした技術が一般ユーザーに開放される意義は大きい。
VTuber、ゲーム実況、声劇など、多様なジャンルの配信において「声から入る」クリエイティブの入り口を広げることになるだろう。

※2 IP(Intellectual Property):知的財産。キャラクターやブランドなどの著作権や商標などを含む。

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