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Figmaの生成AI「Figma Make」全世界に提供開始 自然言語でアプリ作成に対応

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2025年7月25日、米Figmaの日本法人であるFigma Japanは、本社が新たなAIツール「Figma Make」の提供を日本を含む全世界で開始したと発表した。自然言語によるプロンプト入力だけで、アプリやプロトタイプを生成できるのが特徴で、すでに全ユーザーが利用可能となっている。

Figma Makeが自然言語からのアプリ生成を実現

Figma Makeは、自然言語によるプロンプト(※)や既存のFigmaデザインをベースに、実際に機能するアプリやプロトタイプを生成できる新しいAIツールである。開発元の米Figmaが2025年7月25日に全世界のユーザーへの提供開始を明らかにした。

ユーザーは「予約アプリを作成して」「このデザインにチャット機能を加えて」といった自然な文章を入力するだけで、操作画面や動作を伴うプロトタイプを瞬時に生成可能。従来、デザイナーとエンジニアの協働が必要だった開発初期段階の工数を大幅に削減できる点が特長だ。

さらに、作成されたプロトタイプはコード構造を持ち、Figmaの他ツールと連携しながら改善・共有が行える。デザイン案の検証やビジョンの共有も迅速になり、ユーザー体験の最適化に直結するとして注目を集めている。

このFigma Makeは、Figmaの無料プラン「Starter」を含むすべてのアカウントで利用可能となっており、今後の活用拡大が期待される。

※プロンプト:生成AIに対して行う自然言語による指示文。ユーザーの意図を具体的に伝えるために用いられる。

生成AIの民主化へ プロダクト開発の常識を塗り替えるか

Figma Makeの登場は、生成AIの活用がプロダクト開発の初期フェーズに本格的に入り込んできたことを示す象徴的な動きといえる。特に、非エンジニアでもプロンプトだけでアプリやプロトタイプを形にできる点は、企画段階のスピードと創造性に革新をもたらす。

さらに今回、Figmaはこれまでβ版だった「Figma AI」機能もすべての有料プランで正式提供を開始した。レイヤー名の自動命名、コンテンツの生成・編集、画像の置き換えなどが可能になり、デザイン現場の生産性向上に直結する。

一方で、こうした自動化が進むことで、プロダクト開発におけるスキルセットの再定義も迫られる可能性がある。特に設計思想やUX全体の構造を設計する能力が重視され、単純な実装作業の需要は相対的に低下することが予想される。

ただし、Figmaは日本語に完全対応しており、国内ユーザーにとっても言語の壁がない点は大きな利点だ。Web3やAI分野のスタートアップにとっては、試作段階の検証コストを劇的に下げるツールとして、今後不可欠な存在になる可能性が高い。

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