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WHI HD、「COMPANY」で人材プロファイルの自動生成を開始 生成AIで客観的な適材適所を支援

2025年7月15日、株式会社WHI Holdings(以下、WHI HD)は、日本国内で「COMPANY Talent Management」シリーズの新機能として、生成AIによる人材プロファイルの自動作成機能の提供を発表した。
この機能は、「COMPANY Talent Management」を導入している企業に向けて提供される。
個々の従業員情報を要約し、誰が見ても強みが一目で分かる形式に整える。

目次

生成AIが人物要約を自動生成 人事データ活用を一気に加速

WHI HDは、Works Human Intelligenceの「COMPANY」と、サイダスのタレントマネジメント技術を融合させた「COMPANY Talent Management」シリーズに、新たなAI機能を追加した。
この機能では、従業員の職務経歴、評価、資格情報など多岐にわたる人事データから、生成AIが重要な情報を抽出し、人材プロファイルを自動生成する。プロンプトの設計にはユーザー企業の実運用から得た知見を反映し、配置・育成に必要な観点で要約を整理する工夫が施されているという。

要約はシンプルかつ統一された形式で表現されるため、異動や登用を検討する経営層・人事部門にとって、客観的な判断材料として機能する。ジョブ型人事制度で求められるジョブディスクリプション(※)のベースにもなり、評価制度と連携した運用が可能になるとされる。

また、同社の「COMPANY 人事・給与」ユーザーにおいては、異動・昇格や評価履歴などの鮮度と正確性が高いデータをそのままAI生成の素材に活用できる。これにより、人為的な入力に依存せず、常に最新の人物要約が得られる仕組みが構築される。

※ジョブディスクリプション:ジョブ型雇用において求められる業務内容・責任範囲・スキル要件などを明文化した職務記述書。配置判断や成果評価の基準となる。

人材戦略の透明性と効率性を両立 入力促進と公平性がカギに

生成AIによる人物要約は、人事戦略における主観の排除と透明性の向上を同時に実現し得る技術である。
WHI HDの新機能は、過去の経歴や評価データをもとに、従業員ごとのスキルや実績を自動で整理し、配置・抜擢の判断を下すうえでの「共通言語」として機能すると考えられる。これにより、異動や登用の判断基準が明文化され、従来あいまいだった評価の正当性にも説明がつけやすくなるだろう。

ただし、AIが生成する要約の質が、元データの充実度に左右されるという点には注意が必要そうだ。
同社は新機能を、「従業員による入力や更新がプロファイルの精度向上に直結する設計」にすることで、自発的なデータ登録を促しているが、要約結果をそのまま信用しすぎることで、文脈の誤解や実態とは乖離が生まれる可能性もある。
AIと人間の役割分担を見極め、生成物に対する最終チェックを行う体制を取ることは不可欠だろう。

今後は、この要約機能を基盤に、人材検索やマッチング機能の拡張も予定されている。
生成AIによる人事業務の再構築が本格化するか、引き続き注目したい。

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