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    大迫傑氏がファウンダー就任 Web3活用の環境貢献アプリ「Pucre」をaoraが本格展開へ

    2025年7月15日、株式会社aoraを発足し、歩くだけで環境貢献が可能なアプリ「Pucre」の事業を開始すると発表した。
    同社のファウンダーには、陸上選手の大迫傑氏が就任したことも同時に発表された。

    目次

    aoraが設立、「Pucre」事業とPUCエコシステムを引き継ぎ展開

    2025年7月15日、Web3関連事業を展開するPBADAOから独立する形で、株式会社aoraが新たに設立された。aoraは、PBADAOが2024年より提供していた環境貢献アプリ「Pucre(プクレ)」および、カーボンクレジット・トークン「PUC(Play User Credit)」の事業を正式に引き継いだ。

    「Pucre」は、ユーザーが日常的に行う“歩く”という行動によって、環境に自動でファンディングされるポイント(PUC)を取得できるソーシャルファイナンスアプリである。
    取得したPUCはアプリ内の「Pucre Market」で利用可能で、PUCの裏付けには実際のカーボンクレジットが用いられている。

    aoraは今後、このエコシステムをPaaS(Platform as a Service)として他企業に提供し、外部のサービスでも「PUC」を活用できる環境を整備する予定である。
    アプリの基盤にはブロックチェーンなどのWeb3技術とユーザー主権型認証技術(※)が用いられており、詳細は現時点で非公開とされている。

    これまで「Pucre」は、京都府庁の環境フェスティバルや東急・渋谷区との連携事業、清水建設の実証実験など、複数の行政・企業との協業事例がある。aoraの代表取締役には、PBADAO共同代表の堀井紳吾氏が就任した。

    ※ユーザー主権型認証技術:個人の情報をユーザー自身が管理し、第三者への開示や使用に同意する仕組み。Web3の重要な技術基盤の一つ。

    日常行動を社会価値に変換する新たな循環モデルに期待

    aoraが推進する「Pucre」のエコシステムは、歩くことで環境貢献が可能になるという点で、社会貢献活動のハードルを大きく下げる特徴がある。
    従来、寄付や補助金を通じた環境保全は、意識の高い一部の人に限られていたが、日常の行動を起点にすることで、より多くの人が自然と参加できる仕組みが構築されている。

    企業側にとっても、ユーザー参加型のカーボンクレジット獲得手段として、マーケティングやブランディングとの親和性が高いといえる。
    PaaSモデルによって、既存アプリへの組み込みも可能となるため、導入障壁は比較的低く抑えられている。

    さらに、アスリートとして環境変化を体感してきた大迫傑氏がファウンダーとして参画したことは、事業の信頼性や認知度向上に大きく貢献すると考えられる。
    大迫氏は今後、「Pucre」のPRやマーケティング領域を担い、一般層への普及を後押しする役割を果たす見通しだ。

    一方で、カーボンクレジット市場そのものが抱える透明性や信頼性の課題、ユーザー数の拡大とエコシステム維持の両立といった点には課題も存在すると考えられる。
    社会貢献と経済活動の両立を図るこのモデルがどれだけ広がるかは、導入企業や自治体の実装意欲、ならびにユーザー体験の設計次第といえるだろう。

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