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ニッポン放送、AI画像投稿に警鐘 「法的措置は避けたい」

2025年7月9日、ニッポン放送は定例社長会見を開催し、肖像権を侵害するSNS投稿の増加について注意を促した。AI画像生成アプリを用いたイタズラ投稿が目立ち始めたことを受け、公式声明も発表。法的措置の可能性にも言及している。

目次

アナウンサーの無断加工がSNSで拡散 ニッポン放送が異例の声明

ニッポン放送は6月17日、公式サイト上で「肖像に関するお願い」と題する声明を発表し、社員の写真や映像をAIや画像生成アプリで加工してSNSへ投稿する行為に警鐘を鳴らした。

同局は、「新しい技術や文化の広がりは、私たちも歓迎しています」と言及しつつも、本人の同意なしに社員の肖像を加工・拡散する行為については、「たとえご好意であっても、肖像権などの権利を侵害するおそれがあります」と記載。
こうした行為がトラブルや法的措置の対応必要性を招く可能性があるとして、リスナーに対して適切な利用を呼びかけた。

また、7月9日の会見では、檜原麻希社長が「巷でAI生成アプリを使ったイタズラ投稿がある」と述べたうえで、「(社員の肖像を侵害する投稿が)散見されたので、そういう意味において声明を発表した」と、今回の声明について説明した。

拡がるAI画像の活用とリスク 「好意」でも権利侵害に該当の可能性

最近のAI技術の進展により画像や映像の生成・編集は飛躍的に手軽になっている。
特に、個人の顔や声を素材にしたコンテンツはエンタメやSNS文化と親和性が高いと考えられるため、ファンによる二次創作の一環として拡がりつつあるのだろう。
しかし、著名人や企業社員などの肖像が無断で加工・拡散された場合、プライバシー侵害や名誉棄損といった法的リスクが発生するおそれがある。

ニッポン放送のような放送局にとって、アナウンサーは企業イメージを担う存在であり、本人の意図を無視した加工はブランド毀損にもつながりかねない。
同局が法的措置の可能性を明示したのは、単なる自衛措置ではなく、業界全体に向けたメッセージと見ることもできる。

一方で、技術活用を全面的に否定するものではない、としている点にも注目したい。
同局は声明で、適切なルールのもとで活用することには理解を示している。

今後は、企業とユーザーの間で権利と創作のバランスをどう取るかが問われるだろう。

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