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北朝鮮、大学にAI関連学科を新設へ 生成AI研究を本格化し体制維持に活用か

2025年7月9日、北朝鮮の朝鮮労働党機関紙は、6月末に開催された党中央委員会の総会で、大学教育の構造改革が議論されたと報じた。AI関連の新学科設置が進められており、同国が生成AIを含む先端技術の研究を本格化させる姿勢が明らかになった。

目次

AI技術者の育成へ、大学で新学科設置を推進

労働新聞によれば、北朝鮮では今年、大学における学部・学科の統廃合と新学科設置が積極的に進められている。特に人工知能(AI)技術に関する人材育成が強調され、今後の国家戦略の一環としてAI関連学科の新設が計画されているという。

この方針は、朝鮮労働党中央委員会第8期第12回総会拡大会議の議題として正式に取り上げられたようだ。
同紙は、「今年大学で学部、学科を統合整理し、新たな学科を作るための事業を積極的に行った」とし、AIの導入を通じて人材基盤の再構築を目指すと報じている。

また、金日成総合大学の公式サイトには6月27日、「GPT技術を利用して人々の精神労働を代わりに担うという高い目標を掲げた」とする研究紹介が掲載された。
同大の人工知能技術研究所は2月、海外向けラジオ番組でChatGPTを活用する様子を公開しており、研究実態が徐々に明らかになっている。

さらに、国家の情報技術機関である中央科学技術通報社が発行する隔月誌『科学の世界』(2025年第2号)では、「人工知能の今日と明日」と題した特集が組まれ、ChatGPTの仕組みや応用例が多角的に解説された。

工作活動への応用懸念も

世界でもトップレベルのハッキング技術を持つ北朝鮮がこうした動きを見せているのは、単なる学術的関心にとどまらず、AIを使った体制維持や国外向けの情報戦、さらにはサイバー工作への応用を視野に入れている可能性がある。
生成AIをフェイク情報の拡散や自動翻訳による情報操作に悪用するリスクもあると考えられるため、北朝鮮の技術利用の方向性には今後も注視が必要そうだ。

国際社会ではAI技術の民主化が進む一方で、統制的体制下での活用は新たな脅威ともなり得る。
北朝鮮の教育構造改革は、そうした文脈の中に位置づけられる動きと見るべきだろう。

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