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AI×超音波で精神疾患に挑む リンクトイン創業者が米スタートアップに出資

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米スタートアップ「サンマイ・テクノロジーズ」がAIと超音波技術を用いた精神疾患向けデバイスの開発に取り組んでいるようだ。リンクトイン共同創業者リード・ホフマン氏の支援のもと、サンマイ・テクノロジーズが1200万ドルの資金調達を実施したと6月24日に報道された。
今後、米国内での臨床試験を予定している。

目次

リンクトイン創業者が支援する脳治療スタートアップ

米スタートアップ「サンマイ・テクノロジーズ」が開発するのは、AIと超音波を組み合わせた精神疾患用の非侵襲型治療デバイスである。超音波により、脳の特定部位に直接作用することで、不安障害やうつ病などの治療効果が期待できるという。

リンクトイン共同創業者のリード・ホフマン氏が同社の資金調達ラウンドを主導し、計1200万ドル(17億円)の出資を集めた。ホフマン氏自身も同社の取締役に就任しており、脳に関するテクノロジー分野への注目度が高いことがうかがえる。

同社CEOでアリゾナ大学研究者のジェイ・サングイネッティ氏は、頭蓋骨で生じる音波のゆがみをAIで補正する技術の実用化を目標にしている。現在、米食品医薬品局(FDA)との協議を進めており、間もなく臨床試験に入る見込みだ。
カリフォルニア州の診療所では、不安障害を対象にした初期試験が始まっているという。

サンマイは、500ドル以下で一般家庭にも提供可能な製品を目指しており、将来的には医療現場にとどまらず、日常的なメンタルケア領域への拡張も視野に入れている。
社員数はわずか8名ながら、秘密裏に開発を続けてきたとのことだ。

非侵襲型の台頭で精神医療が転換点に 課題は実用化と精度

超音波とAIを活用した非侵襲型治療は、従来の薬物治療や脳への埋め込み装置と比べ、身体への負担や副作用のリスクが低い点が大きなメリットだろう。薬は脳全体に広く作用するため副作用が多いが、超音波は作用を特定の部位に限定できる可能性がある。

リード・ホフマン氏は「非侵襲的(※)な方法は、リスクが格段に低いのに大きな効果が期待できる」と語り、侵襲的手法には長期の開発と高いハードルがあることを強調した。
一方で、非侵襲型デバイスの実用化には精密なターゲティングと長期的な効果検証が必要とされており、課題も残る。

また、この領域にはニューラリンク(イーロン・マスク氏)や他のテック系富豪が出資する企業が多数存在し、競争が激化している。そのため、ホフマン氏の出資は、外装型かつ家庭向けという点で明確な差別化を意識した動きとみられる。

今後、FDAの認可と臨床結果が追い風となれば、メンタルヘルスの治療手段は大きく転換する可能性がある。
家庭用デバイスが普及すれば、医療アクセスが困難な層への支援や、セルフケア市場の拡大にもつながるだろう。

※非侵襲的(ひしんしゅうてき):体を切開したり、体内に器具を挿入したりせずに行う医療手法のこと。身体への負担が少ない利点がある。

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